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石川ジェインちはるのLife Creator’s Tips
Vol.07:エコでヘルシーな生活入門!

石川ジェインちはる
エコって何なの?今さら聞けないアレやコレ・・・

世の中どちらを向いても「エコロジカル」で「ヘルシー」という言葉が目につかない日はありません。
夏の暑い日に電力を使いすぎない工夫や、少しでも環境に負荷をかけないような生活をすることなど、こんなにありふれた言葉になった「エコ」と「ロハス」について、今回は私自身の経験も含めてのんびり考えていきたいと思います。

tree ecology

エコロジー ≠ エコフレンドリー

「エコって、いったい何なの?」こんな素朴な疑問、感じたことはありませんか?

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よく耳にするエコロジーという言葉、これを使うと、途端に環境のことをよく考えています!という宣言をしたような感じになりますが、実は、ecology(エコロジー)というのは「生態学」のことを指しています。

もともとエコロジー自体は「生物と環境の間の相互作用を扱う学問分野」という定義となっています。つまり、私たちがよくイメージするような、「環境に優しい」とか「環境に配慮した」ということではなく、「この辺りにどれくらい生物がいて、それはこんな環境に影響されています」または「このような気候や環境がこの生物がこの地域で生きていくのに影響を与えています」といったようなことを学ぶ学問のことです。
「エコ」な服とか、「エコ」な行動といったような「エコ」という言葉も、日本の造語です。

現在では、もう少しエコロジーの指し示す範囲が広がってきましたが、日本でいうような「環境への負荷を減らして、より環境へ配慮した」というような表現につかうのはエコフレンドリー(eco-friendlyまたはecofriendly)と表現されることが多いように感じます。

 

私の「エコフレンドリー」との出会い

私自身、生活して行く環境を含めて「地球で生きて行くこと」という考え方に目覚めたのは、レイチェル・カーソンさんの「沈黙の春」という本を手にした時からでした。
アメリカで1962年に発表されたこの本は、農薬や化学物質の無責任な濫用が、やがて虫を死滅させ、虫を食べる鳥を死滅させ、虫によって生きる植物を死滅させ、春なのに虫も鳥もいない「沈黙の春」がやってくるだろうというような内容の本でした。
私がその本に出会った時は(一応80年代でした)、まだ多感な学生でしたので、とにかくその未来図の恐ろしさにショックを受けた覚えがあります。何かできることはないかと真剣に考えたものでした。

その後、ジャーナリストで評論家の立花隆氏が書いた「宇宙からの帰還」という本を読んで、自分が住んでいる地球というものへの愛情をいっそう強く意識するようになりました。
「宇宙からの帰還」という本は、スペースシャトルの乗組員たちへのインタビューをまとめたものなのですが、その中で強く印象に残ったのが、宇宙からみた地球の美しさです。
それはあるインタビューの一部だったのですが、内容を要約すると次のようなものだったと覚えています。

宇宙から地球を見ると、それは真っ暗な闇の中に、奇跡のように美しく見えるというのです。大気が本当に薄く、地球を闇から守っている。

その大気の層のあまりの薄さとその大気によって守られている私たちの生活のあまりの儚さに驚いたという内容を読んで、自分が住んでいる地球が、宇宙の規模でみると、本当に奇跡のような存在なのだと気づかされたのです。
ちょうど、スペースシャトルで宇宙がとても身近になってきた時代でもあり、地球という存在を宇宙から見る視点を与えられた世代だった私には、これらの考え方に触れて「この星で生き続けていきたい」という思いに目覚めたのでした。

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Eco-friendlyあれこれ・・・(かなり失敗談。笑)

最初にしたことは「My箸を持参する」ことから・・・

「この地球を守るんだ!」「子供たちに住みよい環境を残してやりたい!」といった、かなり壮大な思いに突き動かされた私は、しかしただの大学生でした。(それもかなり普通な。)
企業に訴えかける方法もよくわからないし、何をしたらよいのかもよくわからない自分が最初にしたことは「My箸を持参する」。しかも、友人がやっているのを見て「いい考えだね!」と思って始めたというミーハーな感じでした。

しかし、今ほど世の中が環境破壊による気候温暖化の脅威にさらされていなかったので、自分の箸を持って歩くというのは、わりと珍しい感じでした。しかも、働き始めると、会社での昼食から夜の接待まで、自分の箸を使い続けるのはむずかしいこともあれこれ・・・結局、お箸を洗う洗剤や水を考え、自分の箸を使い続けることに疑問を持って、何年かで一旦休止してしまいました

「エコって、難しい」

これが素直な感想でした。
それからは、環境への負荷の少ない経済活動をしている企業のものを買うようにしたり、自分も意識していろんな情報に触れてみて、できるところは実践するといった地味な参加をしておりました。

  • 一人がやっても意味がないかもしれないけれど、一人が始めなければ意味がない。
  • 続かなければ意味がない。

気がつくと20年くらい経ってしまっているのですが、「沈黙の春」に戦慄し、「宇宙からの帰還」に涙が出るほど感動した学生が、辿り着いた結論です。

なんとも地味ですみません。
映画「スターウォーズ」や「ルーシー」のように超能力が使えるわけでもなく、ごくごく普通の人ができること・・・となると、こんな感じです。
ただ、おかげさまでハーブやエッセンシャルオイルにも興味がでて、アロマテラピーなどを生活に生かしたりもできるようになりました(一応アロマテラピー検定1級をとってアロマテラピーアドバイザーになりました)。
昨年からは小さい庭で鶏も飼っています。

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LOHAS(ロハス)って何だ!?

このように、かなり普通な生活をしているし、ガソリン車にも乗っているので、ちょっとこんなことをいうのはドキドキするのですが、まあ、一般的でジミーなeco-friendlyな人間として、もうひとつ気になっていた言葉にLOHASというのがあります。
アメリカで2000年から提唱され、日本では2002年から使われてきた用語です。
Lifestyles Of Health And Sustainability(健康で持続可能な生活様式)の頭文字をとって作られた言葉です。
誤解を恐れずにザックリまとめると、いつも元気でずーっと元気な生活を楽しもう!みたいな言葉です。
なぜこの言葉に惹かれるかというと、やはりその「持続可能」な部分です。

ブームじゃなくて、ずっと続ける。
健康的な食生活にするのであれば、少なくとも6ヶ月は頑張る。

これ、とっても大切なことなんだと思います。人の身体は日々変化していて、昨日食べたものが6ヶ月後の自分、3年後の自分につながっています。(一般的に肌が生まれ変わるのが6ヶ月、骨髄まで含めて全ての細胞が生まれ変わるのに3年かかると言われています)
2~3ヶ月でやめてしまっては、結局、何も変わらないのです。 
健康的な食生活にするのであれば、少なくとも6ヶ月頑張ると、何か変化が見えるのかもしれませんね。
もうちょっと続くときっと生活様式が変わって、6年後にはずっと健康な貴方になっているのかもしれません。
続けること、止めないこと。これが何年か後に大きな差になってくるのだと思います。
余談ですが、私の理想の最期の迎え方は「ピンピンコロリ」。
死ぬ前までご飯を美味しく食べて、ピンピンと生活を楽しみ、眠るようにコロリと逝く。
私の生活の全ては、そこを目指して動いています。イキイキと人生を楽しみ、ワクワクと人と付き合い、恋をして(欧米では70歳や80歳になっても恋することが普通です)コロっと死ぬ。そんな人生素敵じゃありませんか?

心の健康も大切

身体の健康に加えて大切なのは、心の健康も挙げられます。
身体と心は繋がっているので、身体が病むと心も病みます。逆もまた然りです。
毎日を充実して生きてゆく上で、身体と心の健康は、欠かすことができません。
私は英語も教えていているのですが、英語を話すことを伝えるうえで思うのは、日本人の愛すべき生真面目さです。
間違ってはいけないし、他人の迷惑になってはいけない。この素晴らしい奥ゆかしさと気遣いを持った日本人、そしてその日本人が住む国である日本はまた、年間3万人も自殺者が出る国です。
長所は短所でもあります。他人の目を気にしすぎていつもいい人でいようとして、心が疲れてしまうのかもしれません。
少しだけ深呼吸して、ゆったり、日常を楽しむ時間をもつことで、気持ちが楽になるかもしれません。

LOHASな生活といえば、最近よくあるグリーンカーテン

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水をかけた植物を通して入ってくる風は、冷房が作る冷気より、身体に優しいものではないでしょうか?
最近では遮熱カーテンというのも発売されました。遮光カーテンは光を遮ってしまうため、光による体内調節機能が乱れる恐れがありますが、遮熱カーテンなら、外からの照り返しによって室内の温度が上がるのを抑え、冬は室内の温度が外に漏れるのも防いでくれるようです。

そして、打ち水大作戦。

lct07-06みんなで一斉にやる、というところにご近所コミュニケーションへの可能性を感じました。一軒、二軒が水を撒いたところで焼け石に水・・・でもご近所全員でクーラーを止めて水を撒いたら・・・首都圏に住んでいた頃、室外機の出す熱の凄さに驚いた覚えがあります。
家が密集しているので窓を開けても風が通らず、マンションやアパート、はたまたオフィスビルから出る熱風のなんと凄まじいことか。
これではヒートアイランドになってしまうことも仕方なかろう・・・と思いました。
全員が勇気を持ってクーラーを止めて、水を撒いたら、どれだけ涼しくなることでしょう。そう思わずにはいられません。

ちょっとした工夫で毎日はとっても楽しくなります。

光(色)や香りでも、できることは沢山あります。ぜひチャレンジしてみてください。
試してみて気に入ったらずっと続ける・・・これくらい気軽な感じでよいのだと思います。
「沈黙の春」から始まった私のLOHASを考える生活は、グリーンカーテンやハーブの栽培、果樹の栽培やその収穫でジャムやケーキを作ったり、4羽の鶏を育てたりしながらゆっくりゆっくり進んできました。
止めたものもあり、続いているものもあり、何かと失敗もありますが、「やってみよう」の気持ちで続いています。
少しだけ周りを見回して、できることはないでしょうか?
分け合えるものは分け合い、工夫できるところは工夫して、イキイキした毎日を!

From e-cooking club

幼馴染のなごみ系凄腕シェフと一緒に、簡単で、健康にも良くて、普段の材料でも作れるプロの味をご紹介しているe-cooking club。
今年はそこから簡単なレシピの一部をみなさまにご紹介して行こうと思います。
レシピは簡単なのですが、プロの技は実際にご参加いただいかないとお伝えできないのが残念なところです。
ちょっとした切り方や盛り付け方などの使えるポイントは、ぜひレッスンに参加されて体験して下さい。

https://www.facebook.com/ecookingclub

お料理のご紹介:夏でも栄養はしっかり!ネバトロぶっかけそうめん

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夏は何かと調理も面倒になるもの。でも栄養をとらないと夏バテでぐったりしてしまうし・・・
ということでe-cooking から簡単で栄養もたっぷり取れる、ネバトロぶっかけそうめんで美味しくLOHASしましょう!

材料(4人分)

八方だし
  • 水    1リットル
  • だし昆布 10cm2枚
  • 塩    小さじ1.5~2
  • 醤油   少々
ぶっかけそうめん
  • 乾麺   400g
  • オクラ 4~5本
  • 長芋  120g
  • ぶっかけメカブ 2個
  • 八方だし 500cc
  • 醤油   大さじ3
  • 塩   1~2つまみ
  • プチトマト 4個
  • 鰹節  適量

作り方

八方だし
  1. 鍋に水と昆布を入れ中火にかける。
  2. (1)が沸いてきて鍋の中に細かい泡が出始めたら昆布を取り出す。
  3. 沸騰させないように気をつけながら塩、醤油で味付けをする。
  4. 味付けしたら氷水などで冷やしておく。
ぶっかけそうめん
  1. オクラはさっと茹でて流水で冷やし水気を切り、斜めに刻む。
  2. 長芋は皮をむき、5mmくらいの角切りにする。
  3. ボウルに冷やした八方だしを入れ、カットしたオクラ、長芋、メカブを混ぜる。
  4. 醤油、塩で味を整え、冷蔵庫で冷やしておく。
  5. 大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんをゆでる。
  6. 歯ごたえが残る程度でざるに受け、流水でしっかり洗う。
  7. 麺がつめたくなったら水をしっかり切る。
  8. 器に水切りをした麺を盛り、冷やしておいたつゆをかけて食べる。

今月のキラキラ:「書物占い」で出てきた一言をお伝えするコーナー
今月の幸せをもたらすラテン語の辞書からのメッセージは何でしょう?

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ut fragilis glacies interit ira mora.(ラテン語)

like fragile ice, anger passes away in time.(英語訳)

すぐに溶けてしまう氷のように、怒りはじきに収まってしまうもの。(日本語訳)

この暑さで、ただでさえイライラするというのに!と、怒ってしまうのは簡単です。
でも、頭にくるのはほんのひと時、怒りは氷のようにそのうちに溶けてしまいます。
怒りに任せて心無い言葉を投げてしまうと、怒りが溶けてからもその言葉だけが傷のように残ります

これから夏休みに入り、お子様がおうちにいることが増える時期です。いつもと違う生活となります。イラっとしたり、カーッとなったら、ぜひこの言葉を思い出してください。いつか過ぎてゆく怒りに任せて、怒りすぎませんように。
頭にくるのは止めることができないので、せめて「すぐに過ぎる、すぐに過ぎる・・・」とこの言葉を繰り返してみるのもおすすめです。
また次にお会いするまで、皆様に素敵な毎日が訪れますように。

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「ライフクリエイター」石川ジェインちはる先生 ご紹介<

慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、Life Creator’s Studioを主宰。静岡県磐田市在住。

Webサイト:http://www.life-creators.com/
Facebook:https://www.facebook.com/LCreators

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