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Q.エアコンを毎日使っているので電気代が気になります。少しでも節約する方法はありますか?

A.セキスイハイム東海コールセンターからの回答

真夏に欠かせないエアコンの「7つの省エネ術」をご紹介します!

連日の真夏日・猛暑日、家の中ではエアコンが欠かせません。
でも、気になるのが電気代。そこで、効果的な省エネ術を解説します。
また、エアコンの意外な落とし穴もあわせてご紹介。エアコンを上手に使って「快適」と「節約」を一挙両得しましょう。

知って得するエアコンの省エネ術

(1)空気の流れを調整する

冷たい空気は下に向かっていきます。
効率よく部屋の温度を下げるために、冷房の風向きは上に設定しておきましょう。

(2)エアコンの風量を自動運転にする

ファン風量を自動運転にすることで、室内機に内蔵されているセンサー室温検知が有効活用され、室温が設定値に近づいたら微風運転に切り替えたり、コンプレッサーを停めたりすることができます。
外気が比較的快適な温度範囲の場合、コンプレッサーの停止時間が長くなるため、消費電力が低減され、大幅な省エネとなります。

(3)エアコン自体を見直す

最近の省エネ機能のエアコンは、10年前の同等程度の機種と比べ、消費電力は約半分になっているというデータがあります。メーカーや機種によって差はありますが、年間の電気代に25,000円~30,000円も差が出るそうです。

(4)窓からの熱気を防ぐ

直射日光は冷房効率を大きく下げる原因に。「カーテン」や「ブラインド」をしておけば、冷房効率が上がって節電になります。

(5)フィルターの掃除をこまめにおこなう

ほこりなどが圧力となってファンの運転に負担が生じると、エアコンの回転数や効率を維持しようと高出力運転をするため、消費電力が大きくなってしまいます。

(6)室外機に日よけを!

室外機は熱交換をおこなう重要な部分のため、直射日光が当たる場所に置いていると冷房効率が下がり、電力が無駄に消費されます。
室外機に直射日光が当たらないよう、室外機の上に大きめの板を置いたり、「よしず」などで日陰を作ると良いでしょう。これだけでも3~5%の節電になります。
※カバーなどで室外機を覆ってしまうと熱交換が十分におこなわれなくなるので要注意。

(7)室外機を少し斜めにする

エアコンは室外機付近の温度が高くなると消費電力が余計にかかるようになります。室外機は家の外壁にぴったりくっついていることが多く、熱がこもりやすいケースがよく見られます。
室外機を少し斜めにすることで、風通しが良くなり、室外機付近の温度が下がり、消費電力を減らすことができます。

エッ、ホント!?エアコンの意外な落とし穴

こまめなスイッチのオンオフは逆効果

節電のつもりで手動で操作すると、かえって電力がかかる場合があります。
エアコンは急に部屋を冷やすときに多くの電気を使います。
涼しくなったら電気を切り、暑くなったらまた入れるというのは、実は非効率。エアコンの温度調節機能に任せるのが正解です。

冷やし過ぎは「冷房病」の原因に

冷房が強く効いた場所に長時間いた後、外気にさらされることを繰り返すと、冷房病を引き起こす場合があります。
冷房病は自律神経失調症の一種といわれ、主な症状は、体の冷え、頭痛、肩こり、だるさ、胃腸障害、腰痛、手足のむくみ、不眠など。また、免疫力が落ちることで風邪をひきやすくなったり、ホルモンバランスの乱れから月経不順を起こしたりすることがあります。

エアコンで除湿は間違い

室内の温度を下げて冷房効率を上げるために非常に有効な除湿機能ですが、室内を冷やし過ぎて設定温度に戻す際、逆に温める場合もあります。使い方に注意しましょう。

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