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心と家庭を豊かにする色彩アドバイス
Vol.19:輝きを引き立てる落ち着き
~graysh・グレイッシュトーン~

今回はgrayshグレイッシュトーンです。
トーンのお話もだんだん佳境に入って来て、残すところ、今回を含めてあと3回です。明るく軽やかなトーンから始まって、だんだんと落ち着いてどっしりしたトーンになってきました。まるで季節が移り変わって行くかのようです
明るさや華やかさがない分、重厚で周りを引き立てる深みをもった色達のご紹介になります。

ふと気付いたのですが、色も人間も、年を経て輝きが深みに変わると、若々しい華やかな色を引き立てたり、良い意味で引き締めたりできるようになるところが同じような気がするのは私だけでしょうか
では今日も、深みを増した色の世界へ参りましょう。

大地に近い色達〜大空から大地へ降り注ぐ光

今回のテーマはgraysh(グレイッシュ)トーンです。
いわゆる灰色がかった色、という意味です。空の上できらきらと輝いていた光がだんだんに地表に近づいて、軽やかさから重みを持った色になったくらいの色達です。
グレイが混ざっているので、「くすんだ」赤、「くすんだ」緑と言ったように、色としては地味な色味となります。

これらの色は建築などでは飽きがきにくいため、ビルなどの外壁などには多用されます。重厚感があって、そこそこ色味が判別できるので、建物などの大きなものに表情を与えるのに役立つからではないでしょうか。

想像してみて下さい、原色(ヴィヴィッド・トーン)の赤で彩られたビルがあったらどうでしょう?

そうです。あまりにも目立ってしまって落ち着きませんね。でもグレイッシュ・トーンの赤ならば、いわゆるレンガ色になります。レンガ色の建物ならば、落ち着いているけれども、どこか洒落た印象の建物になります。
グレイッシュ・トーンの魔法は、落ち着いているのに洒落て見えるところにあります。
この色を地味な色にしてしまうのか、洒落た色にするのかは、実はスタイルに関係があるようです。

色とスタイルの素敵な関係

色とそれにまつわるイメージは、それぞれのトーンのイメージとして表現されています。今回のグレイッシュ・トーンでは「灰みの」「濁った」「地味な」というイメージワードが付けられています。
まったく、けんもほろろな言われ方ですね。
もう少しグレイッシュ・トーンの味方になってイメージワードを出すとしたら、「落ち着いた」「信頼できる」「伝統的」で「スタイリッシュな」色とも言えると思います。

以前ご紹介したペール・トーンには「薄い」「軽い」「若々しい」「かわいい」などのイメージワードがついています。
これらのイメージワードは、一般的にその色が人に与える印象を抜き出した言葉です。ということは、色の印象を活かした形にすれば、その色と形はもっともお互いを引き立て合う事になります。
先ほどのペール・トーンをファッションに応用するならば、「薄い」生地で、フリルやレースなどのひらひらとした「かわいい」印象のデザインを使えばその色がもっている印象を活かせるということです。

では、今回の主役、グレイッシュ・トーンを活かすならどうでしょう。
「落ち着いた」印象の「伝統的」なラインの服、と使う事もできると思いますし、少し冒険して「地味な」色合いの「スタイリッシュな」デザインへと応用もできると思います。

このように、色が与えてくれる印象を素直に受け取って、その印象通りに使うという方法や、その印象を逆手にとって使う方法ならば、その色が本来持っている特質を活かして使えるのではないでしょうか。

「おうちの彩りに役立つ」おすすめアイテム
小物で空間を引き締める時にグレイッシュ・トーンを!

軽い色や薄い色は、時に広がって見えます。これは色彩心理のなせる技で、ソファなどに薄い色のカバーをかけると、実際のサイズよりも大きく見えます。
壁や天井でも、薄い色や白い色が多いのは、狭い部屋がより広く見えたり、より高く見えて欲しい心理の現れです。
ただし、上手に濃い色と組み合わせて使わないと、ただぼんやりと広がった印象になってしまいます。
海外のインテリアでよく見られる腰壁などでは、腰壁の色を壁より濃い目にして、壁の色は薄く軽くする事で、より天井までの距離を際立たせる事になります。
カーテンやカバー類を薄い色にしすぎると、形がぼんやりして締まりのない印象になりやすいので、そんな時にこのグレイッシュ・トーンをクッションや柄に使うと、アクセントになって空間を引き締めてくれます
また、グレイッシュトーンでまとめながら、その中に明るい色を入れて行くという上級テクニックもあります。地味な印象のグレイッシュ・トーンですが、それをベースに使う事で、鮮やかな色はより鮮やかに引き立ちます。
グレイッシュ・トーンは控えめな印象の色なので、出しゃばらず、上品に空間を引き締めてくれます。お部屋の印象が散漫でまとまりにくいと言った時にはきっと、良い仕事をして活躍してくれる色です。

セキスイハイム東海ご入居者様へのメッセージ

地味から粋へ、色を使って垢抜けてみませんか?

グレイッシュ・トーンは、ご紹介したように、使い方次第で地味にも粋にもなる色です。
色の印象からして、地味にならない使い方としては、シンプルなラインと組み合わせる事をおすすめします。ゴテゴテと飾らず、ぼんやりとしたよくわからない形を使わず、潔いラインで使うと、こんなに粋な色はありません。

潔いラインとは何なのか・・・簡単にいうと、メリハリがきちんとついているということです。よくよく検討され、考え抜かれた線であると言う事です。
自分の身体の線に綺麗に沿った服であるとか、ストライプのようにまっすぐな線であるとか、曲線にしてもスッキリとしたラインを描いているようなものです。
このセンスは美しいものをたくさん見る事で培う事ができます。自分が美しいと思うものをたくさん見る事で、その中にある線や色が自分のモノになります。その記憶を上手に活かして、素敵な毎日になりますように。

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「ライフクリエイター」石川ジェインちはる先生 ご紹介

慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、Life Creator’s Studioを主宰。静岡県磐田市在住。

Webサイト:http://www.life-creators.com/
Facebook:https://www.facebook.com/LCreators

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