皆さまこんにちは!
今年もいよいよ1ヶ月を切り、カウントダウンがスタートしましたね!
12月に足を踏み込んだとたん背中を誰かに押されているかのように焦り始めるのは私だけ? ほらほら落ち着いて!もう一人の私が声を掛けるのです。
「TODO」こういう時は心の中で何度もこの言葉を繰り返します。
今日しなければならないことは?今週片づけなくてはならないことは?
限られた時間の中でいかに無駄のない行動をし、やり残さないようにしようか考える。毎日が充実。一年中こんな計画的な毎日なら、お米を買いに行ったのにお米を買い忘れることはなくなるかしら? (^_^;)
食材ストックの有効な使い方
年末年始は一年のうちで最も食材が増える時期
お部屋の大掃除だけでなく、ため込んだ食品類もすっきりとさせて、
今年もキレイに年を越しましょう!
買っても買っても足りない気がして気がつけば、特に必要ないモノまで買っているなんて事もありますね。その前に増加を見込んでの対策として、現在、キッチンにあるものの把握をし、新しい食材が入るスペースの確保をきっちりすることです。
香典返しで頂いた乾物や使い切っていないモノなど、パントリーや床下収納庫、冷蔵庫にも忘れられた多くのモノが眠っているものです。使い切っていないモノの中には、買ったはいいけれど多分このまま使わないであろうという先の活用が消滅しているモノもありますね。賞味期限を基準に待つまでもなく、気がついたその日を処分の日と潔く決断しましょう。
しかし、どうしても勿体ないと思う気持ちが強いならば、こんな決断のしかたもあります。
- その日の内に使い切る。
- 残ったドレッシングからメニューを考える。
- 溜めていた小さいカラシからおでんと決める。
- もう少しで終わるふりかけを混ぜ合わせて使う。
- 珍しさだけで買ったレトルトも、いざという時のために買ったインスタント食品も、思い切って食す。
- もしかしたら冷凍庫の中には残ったお餅が保冷材と化してはいませんか?
そんな古いお餅はお汁粉や、寒い夜はお鍋にどんどん使う。 - 残りモノは知恵を使って賢く楽しく制覇していく。
冷蔵庫の使い方にも注意や工夫が大切
無駄のない冷蔵庫で食品を上手に回転させる
冷蔵庫は増えた食材をただ押し込めるだけでは、効率のよい活用はできません。
- 冷凍庫に入れるモノは取り出しやすく縦に入れる。
- 肉などを冷凍するならば買ってきたまま入れるのではなく袋に入れ替えて平らにして収納する。
- 魚の切り身も使いやすい枚数でラップに包み収納する。
- 倒れないようにタッパーや空き箱を使い仕切る。
などの工夫をすれば庫内の収納は大幅にあがります。
野菜室も重ねることは避けます。新鮮なうちに使い切るように、一目で全部見渡せるようにしまいます。小さくなった半端野菜は一ヶ所にまとめて一番目のつく場所に入れて優先順位一番で使い切りましょう。
冷蔵庫の中の食品もタッパーに入れてタックシールを使えば一目瞭然!
冷蔵庫の中の食品もなるべくタッパーに入れ替えます。
そして何が入っているのか中身をラベリングします。キレイに剥がせて何度でも繰り返し使えるタックシールを使えば一目瞭然!残量も把握できるので無駄がまったくないうえ、少なくなった時点で入れ物を小さいモノに入れ替えていけば庫内はいつでも余裕の収納力が確保できます。開けるたびに、ラベリングした文字が見えるので、記憶のなかに冷蔵庫には今何が入っているのか、どのくらい前からそこに存在するのかが感覚的に分かりますよ。
また、棚の高さに合わせ、入れ物を決めましょう。できれば積み重ねることがないようにすると、早く出し入れができて節電にもつながりますね。
100円ショップの文具コーナーで売っているタックシールは優れモノです!
大きさもいくつも種類がありますが、大きいサイズと小さいサイズの2種類くらいを用意しておけばOKです。食材を入れたタッパーの中身が何なのかすぐ分かるように書いてラベリングします。冷蔵庫の保管収納に大活躍します。水に触れるとキレイに剥がせなく跡が残りますので、洗う時は先にはがしてください。(我が家の冷蔵庫の写真の中に貼ったモノが写っています)
お宅には床下収納やパントリーはありますか?
パントリーは、食品を収納する収納庫のことです。
常にお掃除をするところでもない場所ですが、お掃除を兼ねて年末は食材を見直すチャンスでもありますね。
床下収納には埃が案外たまっています。一旦食材を出してキレイにしたあと日に干すのもいいでしょう。収納するものも、あまり種類をたくさん入れ込むと忘れてしまうので、空いているからと詰め込まず、アイテムを決めることも大切です。
うっかりすると、常温でも構わないのでどんどん買って詰め込みすぎる傾向も出てきます。便利だからと言って何でも入れておくと目的が見えなくなってしまいます。収納する時はアイテム別に分けることで同じモノを買ったり、余分なモノを買ってしまうことは少なくなります。また、逆に収納グッズを使い収納すると返って中身が見えず、賞味期限も切れる可能性も出てきます。
取り出しやすいように間隔をあけて陳列のようにラベルを揃え、何が保管してあるかがすぐ分かるほうが効率的と言えそうですね。
5月から始まりました「静岡発!整理収納なるほどレシピ」も毎月多くの皆様に目を通していただき本当にありがとうございました。
整理収納はとにかく楽しむことです。その先の心地よい暮らしをゴールにとらえ、新しい年もご自分のできるところからチャレンジしセキスイハイムの家でしあわせな毎日をお送りくださいね!
来年も、少しでも皆さまの暮らしに役立つことができましたら嬉しいです。
「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
ブログ「ビバ!スタイル整理収納アドバイザー 佐藤慶子」
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