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Q.網戸の掃除・洗浄のしかたを教えて下さい。

A.セキスイハイム東海コールセンターからの回答

お庭の掃除をするついでに、網戸のたわみ、コーナー部分のほつれや穴が空いていないかをチェックして頂く事をお勧めします。

せいせいと窓を開け、やさしい風をお部屋にとり入れたくなる季節。
でも、網戸に砂(黄砂)やホコリが付いていると、それも一緒に入ってきてしまいます。それに、網戸が目詰まりをしていたら、折角の新鮮な空気が部屋の中に入りづらくなってしまいます。
一度網戸を外し、キレイに洗っておきましょう。

Point1. 「引き違い窓」の網戸を外す

「外れ止め」のネジをゆるめ下に下げます。

網戸は、風や振動で簡単に外れないよう、「外れ止め」で留められています。まず、「外れ止め」のネジをゆるめ、下に下げてください(「外れ止め」の形は住宅タイプ等によりさまざまですが、図のように網戸の上枠、または側面上部に付いています)。

網戸を持ち上げてレールから外します。

「外れ止め」を下げたら、屋外側から、障子やふすまを外すときの要領で網戸を持ち上げ、レールから外します。

面格子付きの場合は「すき間」から取り出します。

面格子が付いていると、一見網戸を外せないように見えますが、外壁との間に網戸が通るだけのすき間があれば外せます。
まず、上記の要領で網戸を外した後、網戸を横または下にスライドさせ、面格子と外壁の「すき間」から取り出します。

Point2. その他の窓の網戸を外す

「滑り出し窓」の網戸は室内側から外します。

洗面所やトイレの窓、出窓の両サイドなどに多い滑り出し窓は、ガラスの内側に網戸が付いているので、室内側から外します。
まず、網戸サッシの回転軸側上部にあるネジをゆるめた後、回転軸となる金具を下に下げ、サッシ上部を手前に引いて外します。

「ジャロジー窓」の網戸は面格子ごと外します。

ジャロジー窓は、ガラスの羽根の内側に、面格子と網戸が一体になったものが付いています。
まず、網戸上枠の左右に3つずつあるネジのうち、一番上のネジだけ外し、下の2つのネジをゆるめます(絶対に外さない)。その後、両手で持ち上げるようにして外します。

Point3. 外した網戸を洗剤で洗う

ブラシに洗剤液をつけてこすります。

網戸用ブラシなどでホコリを払った後、洗剤がよくなじむよう、ホースで水をかけておきます。
次に、水で薄めた中性洗剤をブラシまたはスポンジにつけてこすり、汚れを落とします(あまり強くこすると網がたるんでしまうことがあるので、ご注意ください)。

ホースで水をかけ、キレイに洗い流します。

汚れが落ちたらホースで水をかけ、洗剤をキレイに洗い流します。網だけでなく、アルミのサッシ枠もキレイに洗ってください(洗剤が残っていると腐食やサビの原因に)。
ざっと水気を拭いたら、レールに戻す前に、戸車の心棒に潤滑剤を吹き付けておきましょう。

外せない網戸は両側から網を挟んでこすります。

2つのスポンジに洗剤液をつけ、固く絞ります。
両側から網を挟み、上下左右に並行して動かしながら汚れをこすり落とし、あとは水拭きをして洗剤をしっかり落とします。

ここに注意!

注意しましょう

  • 網は力まかせにこすると、たるむことがあります。力を入れ過ぎないようご注意を。
  • 2階の窓の網戸を外すときは、2人で作業するようにし、網戸を下に落とさないよう注意してください。
  • 2階の窓の網戸を掃除したり外す場合は、身を乗り出すと大変危険です。くれぐれも安全に気をつけてください。
  • 洗った網戸を取り付ける際は、「はずれ止め」のネジをしっかり締めてください。

お手入れ目安

網戸のお手入れ目安

週1回ハタキがけ、春~夏に一度外して洗う。6~10年で網を張り替え。

網戸戸車のお手入れ目安

年1~2回可動部に潤滑剤を差す。6~10年で取り替え。

こんなときはセキスイへ

網戸がどうしても外れない、古くなって傷んでいる、大きくて張り替えができない…など
網戸に関するお困りごとは、お気軽にセキスイまでご相談ください。

知ってると便利!たるんだ網の直し方

うっかり押してしまったり、古くなってたるんでしまった網は、ヘアドライヤーを使って応急処置することができます。
方法は、たるんでいる部分にドライヤーで温風を吹き付けるだけ。網の張りが戻ります。
ただし、ドライヤーは網から20cm程度は離すこと。
近づけ過ぎると、網を傷めてしまうのでご注意ください。

住まいのお悩み
なんでもご相談ください

セキスイハイム東海コールセンターでは静岡県内のセキスイハイム・ツーユーホームご入居者様からの設備や暮らしに関するご相談を承っています。
「機器の操作方法がわからない」「部品が壊れてしまった」「リフォームを検討しているがいつごろするのが良いだろうか」などお困りのことがあれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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