暑い夏も過ぎ、コロナ禍も落ち着き、ようやく台風シーズンも終わったと思ったら今年もあと1か月ちょっととなってしまいました。年末の恒例として、まとめて一気に大掃除するというのも手ですが、今年は場所ごとに分けて余裕ある年末の大掃除としてみては如何でしょうか?
今回は水廻りをまとめてみました。
シンクの汚れの落とし方
こびりついた汚れやサビは粒子の細かいクレンザーで落とす
こびりついた汚れ、包丁などによるほかの金属からのもらいサビは、クリームクレンザーで落とします。
- スポンジにクリームクレンザーをつけて汚れやサビをしっかりこすります。こするときは縦横にこするのではなく、ステンレスの筋目に沿って横方向にこするときれいに仕上がります。
- しっかり水洗いをしてクレンザーを落とします。


排水口のヌメリは台所用洗剤で落とす
排水口にヌメリがついたら、台所用の塩素系漂白剤で落とします。
- 耐熱キャップ、受け皿、トラップなど、はずせるものははずします。
- 台所用漂白剤を水で薄めた液の中に、はずしたものを入れてつけ置きします。
- 15分ほどおいてからタワシなどでこすり、最後に水洗いします。
※排水口内部のヌメリは、台所用漂白剤を水で薄めたものを縁に沿って注ぎ入れ、15分位おいてからブラシで洗い流します。


注意しましょう
シンクについた塩素系漂白剤はすぐに洗い流す
シンクで塩素系漂白剤を使ったときは、すぐに水で洗い流してください。
ステンレスに塩素が付着すると、くもりやサビの原因になります。
塩素系漂白剤と酸性の洗剤は混ぜると危険です
塩素系漂白剤と酸性の洗剤は合わせて使用しないでください。
有毒な塩素ガスが発生して危険です。
塩素系漂白剤を使用するときは換気を忘れずに
塩素系漂白剤を使用するときは、窓を開け、換気扇を回しながら作業しましょう。
キッチン・洗面等、蛇口のサビの落とし方
初期のサビは練り歯磨きか金属磨きで
初期のサビやカルキの汚れなら、練り歯磨きか金属磨きで落とせます。
- 練り歯磨きまたは金属磨きを、やわらかい布か歯ブラシにつけてこすります。
- サビが取れたら、乾いたきれいな布でふいておきます。
(練り歯磨きを使った場合は、水で洗い流してからふきます) - 最後に防錆剤かカーワックスで磨いておきます。


ガンコなサビは市販のサビ取り剤で
給水パイプについた青サビなどガンコなサビは、サビ取り剤で落とします。
- パイプの表面についたホコリをふき取ります。
- やわらかい布にサビ取り剤をつけて、力を入れてこすります。
- サビが取れてきたら、乾いたきれいな布でふいておきます。
- 最後に防錆剤かカーワックスで磨いておきます。


注意しましょう
サビを見つけたらすぐ落とす
サビは放っておくとどんどん広がります。
取れなくなるばかりか、素材を腐食させ器具の寿命を縮めます。
見つけたらすぐに落としておきましょう。
サビ取り剤「メッキ用」を
サビ取り剤にはメッキに使えるものと使えないものがあります。
購入するときは、必ず「メッキに使える」と書かれたものを選んでください。
浴室洗い場、排水口のお手入れ
排水口のゴミは・・・
排水口は、髪の毛などのゴミをトラップにためて排水管に流さないしくみ。ここにゴミがたまると水の流れを妨げ、悪臭 の原因にもなるので、排水口の蓋を外して中を掃除します。悪臭があるときは、市販のパイプ用洗剤や漂白剤を流し込みます。



浴室出入り口、排水口のお手入れ
エイジレスバスでは
段差を解消したエイジレスバスには、排水口が2ヶ所(水栓側、出入り口側)あります。出入り口側の排水口を掃除する 際は、スノコ(グレーチング)下の排水口も一緒に掃除しましょう。
エイジレスバス
グレーチング(スノコ)を両手で持ち上げて外し、中の溝と排水口を掃除する。
エイジレスG IIバス
扉下レール部分がグレーチング。はずすときは扉を片側に寄せて持ち上げる。
グレーチングは脱衣所側から先にはめ込むと、スムーズに取り付けられる。


⇒ 排水口のお手入れ