車の出し入れをしている時に「バキッ」という音に驚き、車を降りて周囲を見てみたら排水マスの蓋が割れていた、というご経験ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
排水マスの蓋は耐圧のものを採用していますが、絶対に割れないというものではありません。特に車のタイヤが良く通る場所に排水マスの蓋がある場合は、ご注意下さい。
排水マスの蓋が割れてしまった場合
まず最初に、安全確保をお願いします。
カラーコーンや工事馬、鉄板、厚いコンパネなどがあれば仮養生を即行えますが、それらがないのが普通かと思います。そんな時には、折りたたみ脚立(2~3段のもの)を排水マスに跨がせて設置し、「足元注意!」の張り紙をする等行って頂き、排水マスの上を人が歩いて排水マスの中に足を落としてケガ等しない様に対策をお願いします。
排水マスの蓋が割れてしまったという事例
排水マスの蓋の上に、ジャリや金属や固い物などの異物がのっている状態で、車のタイヤなど重量物が乗り上げた時などに、排水マスの蓋が割れてしまうケースが多い様です。
あと排水マスの蓋の上が、ちょうど車の切替しをする位置にある場合も割れてしまう可能性が高いです。
排水マスの蓋自体、耐圧タイプを採用していますが、蓋の上に乗る頻度や乗り方により、耐圧タイプでも流石に割れてしまいますので、年に1度くらいの点検をして頂き、キズが多い場合やヒビが入っている場合には、早めに交換して頂く事をお勧めします。
排水マスの蓋は、お近くのホームセンターで購入して頂くことができます
ホームセンターへ行くのが億劫とか、ご自分で選ぶのは不安という方は、業者にお任せするという方法もありますが、お近くのホームセンターで意外と簡単に購入できます。
但し、事前にホームセンターにお問合せ頂き、取扱いしているかどうか、欲しいメーカーや排水マスの蓋のサイズの取扱いがあるか、の確認をして下さい。取り扱っていない店舗もあるのでご注意下さい。
購入の際には、排水マスの蓋のサイズ(直径)のメモと、携帯で排水マスの蓋の写メを撮ってから、ホームセンターの売り場の方に見せて確認して、購入して頂けば簡単に購入したい排水マスの蓋を教えてくれます。そして、耐圧タイプである事を確認した上で、ご購入下さい。
ちなみに販売メーカーは4社ほどあると言われていますが、各社サイズはほぼ同じなので、どのメーカーの排水マスの蓋でも共用できてしまいます。
寸法単位(ミリ) | 前澤化成工業 | 城東テクノ | 積水化学工業 | タキロン | |
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250型 | フタ外径 | 277 | 278 | 278 | 278 |
300型 | フタ外径 | 328.5 | 328 | 329 | 329 |
350型 | フタ外径 | 384 | 385 | 385 | 385 |
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*ご自分で購入するのが不安な際は、コールセンターへお問合せ下さい。