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静岡発!「整理収納」なるほどレシピ
Vol.84 キレイにすることだけがいいのではない

静岡県内各地で整理収納講座や女性講座を多数開催している「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生が、整理収納ワンポイントアドバイスをご紹介します。(佐藤先生のサイト【ブログ】)

皆さま こんにちは。

こんなはずじゃなかった・・・

とうとう東京オリンピックが延期になってしまいました。県内でも浜松祭りやサクラエビ祭りも揃って中止。浜松祭りでは初孫のために100万円ほどかけるとテレビで聞いたときは驚きましたが、ご両親はじめおじいちゃん、おばあちゃんの落胆は大きかったことでしょうね。経済的にも大打撃。多方面で被害を被っている方も多く、今年は180年に一度の金運アップの年回りだったはずが大きく狂ってしまったようです。パンデミックになり感染者数は毎日更新されていますが、人間の英知で何とか乗り切りたいものですね。

巷では一時トイレットペーパーやティッシュが店頭から消えましたね。ちょっとした一言がSNSで拡大拡散。
流言飛語は人の不安をあおりドラックストアへ走らせました。今は足りていますが、マスクは相変わらず制限があるのか見かけることはありません。我が家はこうなる前、店先に山積みされているときに、危機管理に厳しい主人が「今買いに行かなければ絶対マスクは買えなくなるぞ!」と何度もせかすのでその時は仕方なく買いに行きましたが(今では奇跡のような話)本当に良かったと思っています。

何事も先を見通す目を持つことが大事ですね。ボーっとしていたらあのチコちゃんにまたまた叱られそう(笑)

高齢者の気持ちに寄り添う大切さ

1月に父が急死しました。あと一年くらいしか持たない心臓だとお医者様に言われてから先生のお見立て通りほぼ一年が経過する頃の発作でした。すでに覚悟はできていましたが、息を引き取る直前まで自分で歩き、私と話した父は、もしかしたら死んだことも気が付いていないのではないかと思うくらい、あっという間に逝ってしまったのです。

父はモノをなかなか捨てられない人でした。そんな父に業を煮やしていた母は、父という壁がなくなったので「思いっきり片付けたい!あれもこれも捨てたい!」と言いました。
実は父が亡くなった時、母はリハビリ病院に入院しており、私が実家の片付けを任されたのです。しかし退院し家に戻るとキレイに片付いた部屋や台所に感激してくれたものの、捨てたモノに気が付くと先の勢いが消え、急にモノ恋しくなり惜しむことも出てきたのです。
もちろん全て勝手に捨てたのではありませんし、まだまだ多くのモノは母に聞いてからにしようと残してあります。歩行が困難になり家の中でも補助器具の助けを借りて歩くため、古いサイドボードも処分しスペースを広げては?と提案しても却下。
「サイドボードにあるモノはどこに持っていくの?」と突っ込まれゴーサインを出しません。

また他の場所から箱の中に入ったままの、蓋付湯呑茶碗セットが出てきたので、キレイにサイドボードに並べてみたら、その存在すら忘れていた母が途端に「見ているだけでワクワクするし、こういうモノを日々愛でることが楽しみなの」の一言で、サイドボード処分案は白紙に戻されました。

愛でることが毎日の楽しみになるのなら逆なですることもあるまい。親子といえ価値観は異なるもの。
使わないのならあっても無駄ではないかと思ってしまう私ですが、持ち続けることがシアワセならば持つべきなのであると、母の気持ちを尊重しました。居間に鎮座するサイドボードは父と母の歴史なのかもしれません。

今回のことで高齢者はより慎重に確認しながらの片付けが必要だということと、ある程度のモノに囲まれて過ごすほうが、心のゆとりに繋がるということを学びました。

皆さまも、ご実家の片付けをやるようなことがありましたら、是非覚えておいてくださいね。※上の写真のサイドボードは実家のものです。

いつまで使う?使い切れないタオルの活用法

サイドボード処分計画は断念しましたが、片付けていたらタオルが大量に出てきました。

普遍性の形あるモノと違ってタオルは消耗品。
くたびれたモノはやめ、新しいタオルを引き出しの中に並べてあげました。
しかし母は洗濯したタオルを引き出しの手前に入れます。前から奥に向かって並べてあるので洗濯したものは後ろに入れれば回転がいいはずなのに、その一手間が面倒なのだろうか・・・結局同じタオルばかり使うことになってしまうのです。
タオルの数も一人ならそれほど要らないことがハッキリしました。そこで母が納得するように話し、使い切れるだけの量に絞り、古くなったタオルは雑巾におろしました。
しかし今度は雑巾が大量にできてしまう。こちらも使い切れない枚数。ならば1枚のタオルを四等分し、使い捨ての雑巾としました。

他の使い方として、中身が残っているスプレー缶やペンキなどの液体系のモノを処分するために使います。
ビニール袋を用意し、その中にタオルを入れて処分したいモノを吸わせた後は、袋を閉じてそのまま捨てることができます。

実家の「いつか使うかもしれない」と長い間取っておいた使いかけのスプレー缶は、「いつかが来ることはなく」既にお荷物化していました。

また、タオルの長さを利用すれば、洗面所の排水溝の掃除にちょうどいいのです。

排水溝にタオルをぐっと押し込んだらトルネード式に回します。濡れたタオルは排水溝の周りについた汚れを剥がすように取ってくれます。それを何度か繰り返せば汚れはキレイに取れます。
歯ブラシも掃除用に便利ですが、長さに限界があり落とすのが心配!でもタオルなら手を放しても安心です。

上手に応用すれば専門の掃除道具を持つ必要もありませんし、古いタオルなら惜しげなく使えますね。
※下の写真は実際のタオルを使った掃除のしかた

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※高齢の母は手の力もなくなってきました。これは高齢者の方にはとても喜ばれます。

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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介

静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。

ブログ「ビバ!スタイル整理収納アドバイザー 佐藤慶子」

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