
いよいよ春本番!新しい生活も通常になりつつあるかと思います。
新生活への緊張や、慣れないことだらけの毎日、心はそろそろ休みたい頃ではないでしょうか?
今回はそんな皆様のために気持ちをリフレッシュしてくれるあれこれをお届けします。
心をリフレッシュする「色」
色でリフレッシュって、あるの?
好きな色は人によって千差万別ではありますが、色の特徴として元気な色というのはあります。
様々な種類を持つ色には、「トーン」という概念があります。色の濁り具合や明るさをグループにしてまとめた呼び方で、色の性格を表します。例えば、春の店頭を賑わす明るくて柔らかい色、それも明るい色の調子を「ライトトーン」。それとは別にちょっとくすんだ鈍い色の調子を「ダルトーン」などと表現します。
このトーンの概念は、黒や白、グレーといった無彩色を除いて、いわゆる色として表されるものだけで12に分けられます。
⇒「トーン」については、前回の連載「色彩アドバイス」をご覧ください
春といえば、日差しが強くなってきて気温も上がり、草花も成長の勢いを増す頃ですね。でも、あまりにも勢いが強いものに接していると、さすがに心も疲れてきます。常に緊張したり、刺激に反応していたら、少し休ませてくださいと言いたくなるのが普通の人間だと思います。
健康的な心の状態は、緊張と弛緩、簡単にいうとストレスとリラックスのバランスで保たれています。このバランスが崩れてくると、心の不調が現れやすくなります。そんな時、色を上手に使うと、心の状態を良い方に持って行きやすくなります。人間の五感の中で、最もたくさんの情報に触れている視覚、目に映るものから心の状態を変えて行くことも一つの方法です。
どんな色ならリフレッシュ?
色でリフレッシュと一口に言っても、人によって好みは千差万別です。
明るい色だから心が明るくなるわけではありません。疲れているというのに、さらに疲れる色に囲まれるというのは、おすすめできません。
まずご自分の疲れの種類から探ってみましょう。あなたの感じている疲れはどんな疲れでしょう?
肉体的な疲れ

穏やかな優しい色が良いでしょう。
明るめでも大丈夫です。
精神的な疲れ

少し濁った明るめの色が良いでしょう。
ホッとできる色が良いと思います。
目的を失ってどんよりしている

明るくイキイキとした色が良いでしょう。
新緑を眺めたりしてリフレッシュしましょう。
心をリフレッシュする香り
香りは、好き嫌いや記憶に関係する脳に瞬時に作用します。リフレッシュには最適ですが香りに対する好き嫌いには個人差があります。
ラベンダーは一般的に気持ちを落ち着ける作用があるといわれていますが、私はどうもこの香りが苦手で、それほど濃い用量ではなくても頭痛を感じることもあります。
ご自分で試してみるのが一番よいのですが、精油を買うときに店頭などで一度嗅いでみるのをおすすめします。
アロマオイルには産地や有機栽培かどうかなどの条件で、香りが全く違うものもあります。
個人的な感想としては、有機栽培のものの方が、香りが優しく使いやすいように思います。
どんなときに、どんな香りを選べばよい?
気持ちを明るくしたいとき

柑橘系の香りには気持ちを明るくさせてくれる効果が期待できます。
- オレンジスイート
- グレープフルーツ
- ベルガモット
- レモン
これらの精油に、ペパーミントやローズマリーを1~2滴加えるのがおすすめです。
気持ちがすっきりしてリフレッシュされます。
少し優しい感じにしたい方は、これにゼラニウムなどの精油を加えるのも良いでしょう。
だいたい全部で10滴を目安に、好きな香りの精油を組み合わせてみるのをおすすめします。
集中したいとき

リフレッシュの中でも、仕事に集中したかったり、頭をすっきりさせたい方には
- ヒノキオイル
- ローズマリー
- ティートリー
などがおすすめです。
これらの精油の好きなものに、上記の柑橘系の精油を加えてみるのも良いです。
眠りにくいとき

心身をリフレッシュさせるためには、やはり睡眠が重要です。
ストレスがたまると眠りにくくなることもあります。そんなときには王道のラベンダーを中心に落ち着く香りがおすすめです。
- ラベンダー
- ゼラニウム
- パルマローザ
- マートル
店頭などで、これらの精油を嗅いでみて、気に入ったものをお使いになってみてください。そのときに好きな香りが、身体や心が求めている香りです。 自分の感覚に素直になって選ぶことをおすすめします。
*用法に関しての注意事項
- アロマランプなどで少量から試してみてください。
- 肌や粘膜には触れないようにご注意ください。
- 妊婦さんや肌が弱い方は、必ずかかりつけの先生に相談してからご使用ください。
From e-cooking club
幼馴染のなごみ系凄腕シェフと一緒に、簡単で、健康にも良くて、普段の材料でも作れるプロの味をご紹介しているe-cooking club。
今年はそこから簡単なレシピの一部をみなさまにご紹介して行こうと思います。
レシピは簡単なのですが、プロの技は実際にご参加いただいかないとお伝えできないのが残念なところです。
ちょっとした切り方や盛り付け方などは、ぜひレッスンに参加されて体験して下さい。
https://www.facebook.com/ecookingclub
お料理のご紹介:粒マスタード風味のキャベツサラダ
新入学や歓迎会などで、ご馳走が続く日々ですが、ちょっと箸休めにこんなサラダはいかがでしょうか。ポメリーマスタードを使っていますが、このブランドはそれほど辛くないので、爽やかな酸味を加える印象です。毎日の食卓やお弁当にもどうぞ。
材料(4人分)
- キャベツ 1/2個
- にんじん 1/2本
- オリーブオイル 大さじ3
- 酢 大さじ3
- 砂糖 大さじ1.5
- ニンニク 1かけ
- ポメリーマスタード 大さじ1
- 塩・コショウ 適量
- ローストナッツ(アーモンドなど)適量
作り方
- キャベツ、にんじんは短冊切り。ニンニクは粗みじん切りにする。
- フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火でしんなりと炒める。
- 香りが出たらにんじんを入れ、中火でサッと炒める。
- キャベツを加え、塩、コショウをふり、炒める。
- 歯ごたえが残るくらいに炒めたら、酢、砂糖を加え全体になじませる。
- 塩、コショウで味を調え、火を止めてから粒マスタードをサッとあえて盛り付ける。
- ローストナッツをちらして召し上がれ!
今月の幸せをもたらすラテン語の辞書からのメッセージは何でしょう?
una dies aperit, conficit una dies.(ラテン語)
in one day it opens its blossoms, in one day it decays.(英語訳)
いつか花咲く日もあり、いつか散る日もある。(日本語訳)
decayという単語は衰える、腐るという意味もありますが、今回は少し意訳しました。
日常は、感じる人によって素晴らしい日にもなり、最悪な日にもなります。
新しい状況や人に出会うことが多いこの時期、どうかこの言葉を胸に、照る日もあれば曇る日もあるくらいの気持ちで過ごせれば、ストレスも減るかと思います。
真面目に頑張るのは素晴らしいことですが、どう頑張っても上手くいかない日もあります。
そんな時、思い出してください。きっと花咲く日が来ると。
素敵な毎日が訪れて、貴方の笑顔が輝きますように。
リフォームコーディネートも
お任せください!

慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、株式会社LCS代表取締役として、英語をはじめ、お料理教室や起業支援のスペースレンタルなど、生活を楽しんで生きる人を応援中。静岡県磐田市在住。
Webサイト:https://life-cs.co.jp
Facebook:https://www.facebook.com/LCreators