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石川ジェインちはるのLife Creator’s Tips
Vol.17:リフォームって、家族を愛するのと同じ?!

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    石川ジェインちはる
    ”Money pit”に見る家と人のリフォーム泣き笑い
    ちょっと懐かしい映画が続きますが、今回は1986年製作の「The Money Pit」です。
    日本でのタイトルも「マネー・ピット」で、映画宣伝担当者が売る気が無かったのかと思うくらいそのままんまのストレートなネーミングです。
    ところがこの映画、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮をしているのに加えて、今では演技派大物俳優となったトム・ハンクスがまだ駆け出しの頃の作品なんです。
    当時はコメディ路線(「ビッグ」や「メイフィールドの怪人たち」など)で売り出し中だったトム・ハンクスのお茶目な演技を見ることができます。
    現在では御大となってしまった彼の若さ溢れる魅力が随所にあふれている作品で、気楽に見られるコメディではあるのですが、ドタバタだけではない心温まるものを感じる作品です。
    今回はこの映画を通して、中古住宅のリフォームについて考えていきます。
    Down Payment for house

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    事前の下調べは重要!

    The  Money Pitというのは「金食い虫」と訳されていますが、「お金の穴」つまり次から次にお金を使わせるものというような意味です。
    若いやり手弁護士と、一度離婚歴のあるビオラ奏者の恋人が主人公です。
    この二人がひょんな理由から住む場所を探さなければならなくなり、これまた友人から紹介された「超」がつくほど格安な豪邸に住むことになるところから話が始まります。

    この二人、ビオラ奏者の彼女の元旦那さんである「マエストロ」と呼ばれる有名指揮者の家にちゃっかり住んでいたのですが、家主のマエストロが演奏旅行から突然の帰国をしたことで、出て行かなくてはならなくなり、家を探し始めました。

    急なことですので、二人は友人がすすめるままに、格安お得物件に飛びつきます。
    これがまた歴史を感じる素晴らしい豪邸で、家具付きで売ってくれるとの言葉に、迷いながらも購入を決断します。

    もともとドタバタコメディーなので、細かいところを交渉してなんてことはありません。
    もうお決まりの笑いがあちこちにちりばめられていて、普通に見ていても大笑いしてしまうのですが、ボロボロの階段やら、怪しげな電気の具合など、事前にチェックすべきことがあるにもかかわらず、とにかく愛の巣が欲しい彼らはこの物件に飛びつきます。

    もともと、アメリカと日本では中古住宅に対する価値感に少々違いがあります。
    日本では、中古住宅というと、新築よりも広い敷地や現況すぐに住める家が割安で買えるイメージがありますが、アメリカだと、よく手入れされた住宅なら、新築の時より値段が上がることもあります。

    中古で豪邸、なのに格安。これは、設定からして怪しむ必要がある物件なのは明らかですが、そこを無理に買ってしまうところから災難がはじまります。

     

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    意外な落とし穴と注がれるお金…

    さて、意気揚々と新居に越してきた二人。
    しかしそこから悪夢のような毎日が始まります。

    電気の配線は古くなっている、水は出ない、そして家の大事な部分もボロボロで、見ているこちらがハラハラするような最悪の家であることが判明します。
    そのダメさの徹底ぶりは笑わざるをえないようなすごいレベルですが、もっとすごいのは数々の欠陥に対して、立ち向かって行く二人です。

    中古住宅ですから、ある程度の不具合や経年劣化は承知の上と言いたいところですがもうこれは、悪夢と言ってもおかしくないレベルです。
    これをお読みになってくださっている皆様はセキスイハイムのお家にお住まいになっているかと思いますが、この映画を見ると、どれだけ素晴らしい家に住んでいるのかが実感されると思います。

    ただ、これを見ていると、建ててから気をつけておかなければならないポイントが分かってきます。
    たとえば電気配線がちゃんとしているか、住宅そのものの痛み具合はどうなのか、シロアリ対策は万全か、水まわりは大丈夫か…。

    リフォームをお考えの方はぜひ一度この映画をご覧になってから相談に行かれることをおすすめします。いや、この映画を見てからだと、大抵の状態はこれよりマシになってしまいそうです。
    まずは皆様のお家のことを熟知しているセキスイハイムの方に相談されるのが一番ですね。

     

    Castle of Chenonceau interior.

    家≒結婚?!

    この映画を見ていて、ふと思ったことがあります。
    「家と結婚は似ている。」

    この映画ではトム・ハンクスは初婚、相手役のシェリー・ロングは再婚という設定でした。恋をしていると、相手のことが素敵に見えますよね。自分の理想の相手だと信じ込んでしまう。
    中古住宅は、そんな関係を指しているようにも思えました。
    自分の家を持ったことのない主人公が中古住宅を買う。しかもそれは手に入れられるとは思わなかった素晴らしい豪邸。もう天にも昇る気持ちですよね。
    ところが豪邸は思っていたものとはまったく違う…。さあ、どうする?

    新婚家庭で喧嘩が絶えないのは、二人が初めて「生活」を作り上げて行くための必要悪ではないかと考えています。
    それまで素敵なところばかりだったのに、一緒に住んだ途端に見えてくる考え方の違いや、相手の日常の姿。
    ここに自分の理想を押し付けてしまうから衝突が生まれてしまうのではないでしょうか。
    映画の中の二人は、なかなか上手に問題に対処しようとします。ところが問題自体が二人の想像をはるかに超えてしまっていて、途方にくれます。

    けれど、そこがアメリカンスピリット!不屈の精神で問題に立ち向かいます。
    私などは見ているだけで呆然としてしまいますが、それこそ二人の愛を試すように次から次へと試練が襲ってきます。
    まさに家のリフォームは、その時々の家族の状態から必要に応じて生じるものですよね。
    これをどうやって乗り越えて行くのか、そこにお互いへの愛が垣間見えます。
    当事者の二人(夫婦)が、ぶつかり合いながらも業者さんや銀行などと折り合いながら乗り越えて行く素晴らしさ。
    「何があってもこの家で家族でありたい!」この思いがあるからこそ、手に入れた家を自分達が住みやすいように、気持ち良いように変えてゆこうとするのだと思います。

    5分に1回山場が来るのはスピルバーグ作品ではよく知られたことですが、目を離せないほどのハラハラドキドキ…
    コメディなのにこのスリル、さすがスピルバーグと言いたくなる映画です。
    しかし、リフォームもこれだけすると幾らなんだろうと考えてしまう小市民な私でした。

    Leerer Raum mit Stuck in einer alten Villa

    リフォームの魔法

    さて、見るからにボロボロ(むしろボッロボロ)だった家も「こんなに素敵になったの?」と驚く美しい家に生まれ変わるのですが、リフォームってこんなに凄いのね。と改めて感心することしかりです。
    壁の色や桟の色に至るまで、少しモダンな感じに変えるだけで、古臭い感じの家がおしゃれな家に大変身するのです。
    映画的な仕掛けがあるにしろ、終盤のシーンは必見です。
    そして、この困難を何とかでも乗り越えた二人を待つ結末は一体…。

    ラスト近くで「このくらい直れば200万(ドル)くらいで売れるだろう。」という彼の言葉が日本とアメリカの中古住宅への価値観の違いを表しています。
    200万ドルといえば2億円くらいの価値です。中古住宅なのにすごいですね!
    日本は「古い家=価値が低い」と見ますが、アメリカでは「手入れのいい古い家=価値がある」と見ます。
    日本人は何でも新しいものが好きですが、最近では古い家を自分風にリフォーム(またはリノベーション)して気持ちよく住むという考えも浸透してきました。
    資材の無駄をなくすと共に、そこで暮らしてきた時間や築きあげてきた人間関係も無駄にせずに済みます。

    大切な家を、その時の家族の状況に合わせて使いやすく変えて住むという考えが、住む人への負担(新しい住宅の取得費用や引っ越し等)を少なくして、より住みやすくなるという考えに変わってきたのかもしれません。

    さて、映画に話を戻すと、この作品で際立つのは何と言ってもトム・ハンクスのチャーミングさです。
    まだ売り出し中であったということもありますが、なんとも愛すべき風貌でどんな困難にもじっと耐えて、時にはユーモアを、時には勇気を示してくれる彼に、トム・ハンクスってこんなにチャーミングだったのね。と感激すること間違い無しです。
    リフォームを考えていらっしゃる方、リフォーム中の方々、ちゃんとした業者さんを選ぶことから全ては始まる。ということがひしひしと伝わって来る映画です。
    その家を建ててくれた業者こそ、その家を熟知しているからこその提案をしてくれるのではないでしょうか?

    まあ、難しいことは抜きにしても、気楽に楽しめる映画です。ぜひ、お楽しみください。

     

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    From e-cooking club

    幼馴染のなごみ系凄腕シェフと一緒に、簡単で、健康にも良くて、普段の材料でも作れるプロの味をご紹介しているe-cooking club。
    そこから簡単なレシピの一部をみなさまにご紹介して行こうと思います。
    レシピは簡単なのですが、プロの技は実際にご参加いただいかないとお伝えできないのが残念なところです。
    ちょっとした切り方や盛り付け方などは、ぜひレッスンに参加されて体験してください。

    https://www.facebook.com/ecookingclub

    ふん和り チーズムース

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    あと一品、デザートが欲しい時におすすめの和風チーズムースです。マスカルポーネチーズは、ティラミスでおなじみですが、こんな使い方をすることもできます。
    和風ティラミスとでもいうべきでしょうか?日本の体にいい食材を使っていますので、さっぱりと召し上がっていただけます。ケーキの生地などで作る台も、なんと冷やご飯!これはぜひお試しあれ!

    材料(4人分)

    ■ムース

    • マスカルポーネチーズ 100g
    • 生クリーム      200cc(砂糖 小さじ2)
    • 砂糖  大さじ1
    • きな粉 小さじ2
    • 抹茶  少々
    • 黒蜜  少々

    ■土台

    • 冷やご飯 茶碗1杯
    • きな粉  大さじ2
    • 砂糖   大さじ1

    作り方

    1. 土台用の冷やご飯にきな粉大さじ2、砂糖大さじ1を混ぜ、器の底に敷き詰めておく。
    2. マスカルポーネをボウルに入れ、滑らかにし、きな粉、砂糖を加えよく混ぜる。
    3. 別のボウルに生クリームを入れ、途中砂糖を加えながらツノが立つまでしっかりと泡立てる。
    4. マスカルポーネのボウルに、泡立てた生クリームを2〜3回に分けて気泡をつぶさないよう、さっくりと混ぜてゆく。
    5. 土台を敷いた器に入れ、冷やしておく。
    6. 食べる時に黒蜜、抹茶パウダーをかけていただく。

    今月をきらめかせる魔法の言葉

    「書物占い」で出てきた一言をお伝えするコーナー
    今月の幸せをもたらすラテン語の辞書からのメッセージは何でしょう?

    Ancient old books and magnifying glass

     

    leges arma tenent sanctus.(ラテン語)

    arms cause laws to be respected.(英語訳)

    武器が尊重すべき法律を作る。(日本語訳)

    ただ法律を作るだけでは、なんの抑止力も持ちません。
    それを破った時に、罰せられるからこそ、その法律を守るようになります。
    時には毅然とした態度で、約束を破った人に接するのも大切なことではないでしょうか。
    ペナルティがなくても約束を守るべきですが、そのペナルティがきちんと実行されて初めて、約束を守る意味ができます。
    武力(arms)も全てが悪いわけではありません。それを上手に使うことが必要なのですね。
    皆様の1ヶ月が素敵なものでありますように。

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    「ライフクリエイター」石川ジェインちはる先生 ご紹介

    慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
    大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
    退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、Life Creator’s Studioを主宰。静岡県磐田市在住。

    Webサイト:http://www.life-creators.com/
    Facebook:https://www.facebook.com/LCreators

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