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石川ジェインちはるのLife Creator’s Tips
Vol.48:素敵な香りでクリスマスを!~ホットワイン風ジュレ~

    生活を楽しむライフクリエイターのキッチンから香りや食材を活かして、簡単にできるお料理やお菓子を楽しくお伝えしていきます。(石川先生のサイト【WebサイトFacebook】)

    石川ジェインちはる
    クリスマスは素敵な香りを!

    クリスマスらしい寒さになってきて、各地から雪の便りも届くようになりました。クリスマスといえばモミの木やプレゼント…ではクリスマスの香りは?

    クリスマスといえば、ヨーロッパやアメリカではスパイスの効いたお菓子やお料理がテーブルの上を飾ります。

    さらにヨーロッパの冬の飲み物の一つにホットワインがあります。これは赤や白のワインに、シナモンやクローブ、スターアニスやホールペッパーなどのスパイスとお砂糖、さらにフルーツを加えて温めたものです。

    まさに栄養と健康効果たっぷりのミラクルドリンクなのです。その上飲み残しのワインや、手頃な価格のワインも一手間とスパイスやフルーツのおいしさで大変身!という経済的な面もあります。

    今回は、風邪予防にもなるこのミラクルドリンクをジュレ風にしてクリスマスの素敵なデザートにしてみました。
    赤いデザートがテーブルを引き立ててくれる上に、クリスマスのデザートのケーキよりもさっぱりとお腹に収まりやすいのも嬉しいですね。

    今回は主役級のスパイスの効能や、この時期食べたいフルーツについても、そのミラクルぶりをご紹介しますね。

    画像提供:https://jp.123rf.com/profile_juliasudnitskaya

    神秘のスパイス達がもたらすあれこれ

    シナモン

    クリスマスのお料理に欠かせないのは、何と言ってもシナモン!今回はシナモンスティックを使ってみました。

    世界最古のスパイスとも言われ、古代ローマの文献にも出てきたり、正倉院の宝物にも薬品として奉納されたものが残っているそうです。
    シナモンは毛細血管に作用します。主なものだと毛細血管の老化防止や修復といった働きがあります。

    若いうちはまだ毛細血管も元気なので効果が見えにくいのですが、だんだん体が衰えてくる40代以降の方が効果がわかりやすいと言われています。りんごの皮に含まれるりんごポリフェノールや非加熱蜂蜜と一緒に食べると複合的に良い効果が出ると言われています。

    ずっと昔から人間に素敵な時間や喜びを与えてくれているスパイスの王様ですね。

    今回のレシピではシナモンスティックを使用しました。使用する場合は、折って使うと香りの立ち方が全然違います。

    実際シナモンスティックを折った時に、ふわっと素敵な香りが立ちのぼりました。
    ぜひお試しください。

    スターアニス

    スターアニスは形も美しく、まるで光を放つ星のような素敵なスパイス。中華料理では八角という名前で親しまれています。こちらも料理やお酒の香りづけに使われてきました。

    スターアニスの成分の一つであるシキミ酸はインフルエンザの治療薬であるタミフルの合成原料でもあります。また主成分であるアネトールは咳止めの作用もあると言われています。

    どちらも、成分として取り出された際に作用するので、普通にお料理に使われている程度ではそれほど薬効があるわけではありませんが、独特の香りがとても素敵です。

    ただし、とても香りが強いので、使いすぎるとお料理自体が台無しになりかねないので、最初は少なめの量で使ってみることをお勧めします。

    クローブ

    まるで釘のような形をしているのですが、これはクローブという名の常緑樹の花の蕾です。

    中国では釘と同義の「丁」の字を使って丁子とも呼ばれています。フランス語でも英語でも同じように釘を意味する言葉からクローブと呼ばれるようになりました。

    香りが強いので肉の臭み消しで肉に差し込んで焼いたりします。クローブの精油には殺菌・防腐効果もありました。

    そして意外な一面として、ゴキブリがこの香りを嫌うため、ゴキブリ避けとしても使われることがあるそうです。

    オレンジなどのフルーツに一面クローブをさして上手に乾燥させると、ポマンダーという香りのお守りになります。

    ちなみに、私も挑戦してみましたが、上手にクローブをさせなかったせいか、うまく乾燥できず、カビさせてしまいました。今年はもう一度挑戦してみようと思います。

    りんごとみかん。冬に嬉しいフルーツ達

    この時期、フルーツコーナーに並ぶのが真っ赤なりんごと優しいオレンジ色のみかんです。今回のレシピで使用するこの二つのフルーツの知られざる効果をいくつか挙げてみましょう。

    りんご

    明治4年に日本に持ち込まれてから実に147年。度重なる自然災害や病虫害、価格の暴落などにも負けず、現在まで私たちの食卓を彩ってくれています。

    • ポリフェノール
      皮のすぐ下にりんごポリフェノールを多く含み活性酸素を抑える働きがあると言われています。
    • 有機酸
      クエン酸やりんご酸といった有機酸により胃腸の働きを良くする上に疲れ(肩こり、腰痛)の防止にも効果があります。
    • ペクチン
      りんごの皮にはペクチンが多く含まれ、整腸作用があるため、コレステロールを排出したり、便秘を防いで大腸ガンの予防になります。

    みかん

    もともと中国から輸入されたみかんが熊本〜和歌山県を経て徳川家康が静岡で隠居された時に紀州から運ばれたのが静岡みかんの元とされています。その後、イギリスやカナダにもこの時期に輸出され、皮が柔らかくむきやすいため「クリスマスオレンジ」とも呼ばれ親しまれているそうです。

    • βークリプトキサンチン
      近年注目されている発がん抑制効果のある物質です。中でも温州みかんに多く含まれています。
    • 有機酸・食物繊維
      これも働きはりんごと同じで、胃腸の働きを良くして大腸ガンの予防につながります。
    • ヘスペリジン
      みかんを剥いた時の内側の白い筋に含まれています。動脈硬化やコレステロール血症に効果があるとされています。
      このヘスペリジン、みかん由来のポリフェノールでビタミンPとも呼ばれています。
      毛細血管の強化や抗アレルギーの作用があると言われています。

    こんなに優秀な冬の美味しいフルーツを食べない手はありませんね。
    ということで、今回のデザートにも加えてみることにしました。

    もともと、ホットワインにはスパイスだけでなく、フルーツを加えることも多く、この時期に不足しがちな栄養を補ってくれます。


    あっという間に出来上がり!:クリスマスのテーブルを彩る赤いデザート

    ホットワイン風ジュレ

    本来ならあたたかくしていただくホットワインですが、今回は、強めの加熱の後冷やすことで、アルコールを完全に飛ばしてデザートにしてみました。寒天でゆるく固まらせてジュレのようにします。寒天はゼラチンと違って食物繊維が豊富でカロリーが低いので、こってりしたご馳走の後でもさっぱり召し上がっていただくことができます。しかもクリスマスの恵みの香りがたっぷり。

    赤ワインを使ったデザートは赤黒くなってしまいがちですが、水を加えることによって綺麗な赤に仕上がるので、テーブルの上が華やかになります。

    材料(4人分)

    • 赤ワイン  200cc
    • 水     300cc
    • 粉寒天   小さじ1
    • きび砂糖  大さじ6
    • レモン果汁 大さじ3
    • りんご  1個   
    • みかん  3個
    • シナモンスティック 1本
    • スターアニス 1個
    • クローブ   4個

    *お好みでレーズンを入れても美味しいです。

    作り方

    1. りんごは皮ごとよく洗ってから芯をとり、一口大に切る。
    2. みかんは外の皮をむいてから一口大に切る。
    3. 鍋に赤ワインと水、砂糖と粉寒天にスパイスを入れて火にかける。
    4. よく混ぜながら沸騰させ、りんご、みかんを加えさらに一煮立ちさせる。
    5. 砂糖で甘みを整え、レモン果汁を加える。
    6. 器に入れる前にスパイスを取り除いてからそれぞれの器に注いで冷やし固める。

    固まったら出来上がりです。冬は特に室温でも固まってしまいます。
    すぐに器に移すようにしましょう。

    少しあたたかいうちならホットワイン風に召し上がれます。
    冷やせばデザート感が増します。美味しく召し上がれ!


    e-cookingから「使える小ワザ」:盛り付けのコツ

    これから人が集まる季節になります。
    お料理を作ったけれど、どうやって盛ったらいいかわからない。そんな時にプロのコツです。

    • お皿の柄は揃えておく
      お皿に盛り付ける時にお皿の柄はあっちこっちを向かないように同じ方向に揃えておきます。
      右上にお花が来るのであれば、全部のお皿を同じ向きにしてから盛り付けると全部が綺麗に揃います。
    • 奥を高く手前を低く
      お皿は野菜などで奥を高めにしておくと高低感がでて、綺麗に見えます。
      メインのおかずの下にソテーした野菜を敷いたりするのもおすすめです。
    • 色はバランスよく飛ばす
      同じ場所に同じ色を固めずに、まんべんなく色が散らばるようにしても綺麗です。
      特にサラダなどでは、このやり方がおすすめです。

    ついにこのコラムも5年目を迎えました。皆様の生活に少しでも健康で美味しくて簡単に作れるお料理をお届けしたいと思って続けてこられました。
    また来年もよろしくお願いします。

    皆様の2019年が幸せで愛に満ちたものになりますように。


    e-cooking clubについてご紹介

    幼馴染のなごみ系凄腕シェフと一緒に、簡単で、健康にも良くて、普段の材料でも作れるプロの味をご紹介しているe-cooking clubでは、簡単で、すぐに使えるちょっとしたプロの技をレッスンしています。
    本物のプロの技は実際にご参加いただいかないとお伝えしにくいのですが、お料理でのちょっとした切り方や焼き方、盛り付け方などの使えるポイントは、ぜひレッスンに参加されて体験して下さい。

    Facebookページ:https://www.facebook.com/ecookingclub

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    株式会社LCS 代表取締役社長 石川ジェインちはる先生 ご紹介

    慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
    大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
    退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、株式会社LCS代表取締役として、英語をはじめ、お料理教室や起業支援のスペースレンタルなど、生活を楽しんで生きる人を応援中。静岡県磐田市在住。

    Webサイト:https://life-cs.co.jp
    Facebook:https://www.facebook.com/LCreators

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