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石川ジェインちはるのLife Creator’s Tips
Vol.83:忙しい貴方へ。クリスマスを盛り上げるティラミス

    生活を楽しむライフクリエイターのキッチンから香りや食材を活かして、簡単にできるお料理やお菓子を楽しくお伝えしていきます。

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    Instagram:lcsishikawa

    石川ジェインちはる
    ちょっとだけ手作り感のあるデザート

    コロナウイルスの流行による惨禍も、ようやく、本当にようやく一段落したと思える今日このごろです。お店にも少しずつ客足が戻り始め、海外旅行にもいけるかもと淡い期待も抱けるようになりました。

    これからも感染予防に気をつけながら暮らすことにはなるかもしれませんが、せめて今年のクリスマスくらいは一年を無事に生き延びたことを祝いたいものです。

    そんなクリスマスの食卓に彩りを添えるデザートとして、今回は青山の名店のティラミスをお届けします。
    すべてを手作りすると材料と手間がかかりますが、ちょっと端折るとあっという間に出来上がる豪華な一品になります。
    忙しいけれど、ちょっとだけ手作り感のあるデザートを出したいという方にぴったりだと思います。

    今月の「これいい!」では、素敵なお家に置けるちょっとしたアートをご紹介します。
    実は今までもこのコラムの写真にちょくちょく登場していたのですが、ようやく正式に登場です。
    それでは今月も最後までお楽しみください!

    ティラミス!甘〜いあの頃の記憶

    10月30日、一つのニュースが世界を駆け巡りました。「ティラミスの父、星になる。」

    今では誰もが知っているティラミスを「発明」したレストランのオーナーが93歳で亡くなられたとのことでした。

    ティラミスはイタリアの伝統的なお菓子だと勘違いしていたのですが、実は1970年代に登場したお菓子です。日本には1980年代後半から〜90年代にかけて起こったイタリア料理ブームに乗って華々しく登場して日本中に広まりました。

    そう、ティラミスは、あのキラキラしたバブルの時代を象徴するようなお菓子でした。
    今となってはコンビニでも買える定番スイーツですが、初めて食べた時の衝撃は今でも鮮明に残っています。

    それまでのチーズケーキといえば焼いてあるハードタイプか、スチームタイプ(蒸し焼きにしたもの)、ゼラチンなどで固めたレアチーズケーキが主流でした。

    そうした「甘い」一辺倒だったチーズケーキの世界に殴り込みをかけたのがティラミスだったのです。
    ほろ苦いコーヒーリキュール味のケーキの間に挟まれた臭みのないチーズクリーム。さらに表面にまぶされたココアパウダーという「苦味」が加わった大人のスイーツだったのです。

    時はまさにバブル期。世の中が浮かれまくっていた時代です。
    海外旅行が庶民にも手の届く娯楽になり、大学生達がこぞって海外旅行に行くことで新しい文化に触れ、いろんな目新しいものがどんどん日本に流れ込んできた時代でした。

    食べ物も飲み物も雑貨も、初めて見るものがお店に溢れ、給料もバイト代すらも果てしなく右肩上がりだと信じていたあの時代。甘くてほろ苦いのにふんわりとしたティラミスは、それこそ一大ブームとなりました。
    それこそキャラメルからチョコレートまで、スイーツ界にはティラミスが溢れかえっていたことを覚えています。
    50代前後の方には、あのバブルの思い出とティラミスの甘くてほろ苦い味が重なるのではないでしょうか。

    つい思い出話が長くなりましたが、今回ご紹介するのは今年3月惜しまれながら閉店した青山のイタリアンレストラン、ラ・パタータのレシピです。

    実は私の母方は静岡で乾物の問屋をしておりましたので、その繋がりで大叔父がお菓子の材料問屋をしておりました。
    フランスのコルドン・ブルーまで修行に出かけた叔父の一人が、「これ、あげるよ」といって母にくれたのが今回ご紹介するレシピの「元ネタ」です。

    ここで閑話休題。実はレシピそのものは著作権で保護されていないってご存知でしたか?
    もちろん、料理本やそこに掲載されている写真、料理ブログなど「思想や感情」を創作的に表現したものは著作権で保護されます。しかしレシピといった材料の列記されたもの自体は「アイディア」とみなされて著作物には当たらないと言われています。

    さすが名店のレシピ、スポンジケーキから作るようになっておりましたが、そのまま作るとあまりにも手間暇がかかるので、コーヒーリキュールを染み込ませるベースのケーキは美味しいカステラで代用することにしました。
    あのバブル期を乗り越え生き残った名店も今はありません。せめてコロナ禍を耐えたご褒美としてちょっとLCS風に作りやすくしたティラミスを味わって下さい。

    気持ちが落ち込みがち?ティラミスで幸せホルモンを

    さて、この時期に多いのが「季節性うつ」。朝ベッドから出られない、なんとなくやる気が出ない、眠っても眠っても眠い、もしくはなかなか眠れない…そんな症状があったら季節性うつを疑ってみてもいいかもしれません。

    夏に比べて日照時間が短くなり年末年始に向けてやることが山積み、やってもやっても仕事が終わらない…今年はこれに加えてテレワークやステイホームで気分転換がしにくかったことも原因の一つに挙げられるかもしれません。
    そんな時は、まず部屋を明るくする。晴れている時は外に出て太陽を浴びる。といった光による改善を図りましょう。また、同時に食べ物からも改善を図ることができるのです。

    ポイントはセロトニンを増やすこと。これは幸せホルモンとも呼ばれる脳内神経伝達物質です。
    この物質は必須アミノ酸であるトリプトファンから作られます。
    トリプトファンを含む食べ物を食生活に取り入れて、季節性うつを寄せ付けない「幸せなメンタル」を手に入れましょう。

    セロトニンを増やす働きをする栄養素のスーパートリオと、それが含まれる主な食品は

    • トリプトファン:卵、チーズ、牛乳、大豆製品、赤身魚、バナナ、ナッツ
    • ビタミンB6:マグロや肉などの動物性タンパク質
    • 炭水化物:米、パスタ、麺、芋類、砂糖

    です。

    ティラミスに使われているのは卵、マスカルポーネチーズ、ココア(カカオ豆もナッツですよね)、砂糖…と主成分がみんなセロトニンを増やす材料です。
    まさにtirami su(イタリア語で「私を元気にして」)ですね。
    仲良しと集まったり、ご家族で、もしくは一人でも、ティラミスを食べて幸せになっちゃいましょう!
    誰だって幸せになっていいんです。人は幸せになるために生きているのですから!

    あっという間に出来上がり⁈今月の簡単お料理

    名店の味を簡単に!LCS風ティラミス

    お店で売っているティラミス、シンプルなわりにちょっとお高いですよね。
    でもそれはしょうがないんです。本物は卵もマスカルポーネチーズもたっぷり使っているのですから。
    今回の美味しいティラミスが、幸せホルモンで皆様の心を満たしてくれますように。

    材料

    ■マスカルポーネチーズムース

    • 卵黄………3個分
    • きび砂糖…30g
    • マスカルポーネチーズ…500g
    • 卵白………2個分
    • きび砂糖…70g

    ■仕上げ用

    • カステラ…5〜6切れ(器の大きさによる)
    • コーヒーリキュール……小さじ2〜3
      *お子様や授乳中の方が召し上がる場合は入れなくてもOK
    • エスプレッソコーヒー…100cc程度
    • ココアパウダー……大さじ2程度 

    作り方

    1. 卵黄3個分と砂糖30gを合わせて、もったりする程度に泡立てる。
    2. 1のボウルにマスカルポーネチーズ500gを入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせる。
    3. 別のボウルで卵白2個と砂糖70gを泡立てる。
    4. 2に泡立てた卵白を混ぜる。
      *この時気泡を潰さないように混ぜる

    仕上げ

    1. カステラの半量を5〜7mmくらいにスライスする。
    2. 器の底にカステラを敷き詰め、ハケなどでエスプレッソコーヒーとコーヒーリキュール(カルーアなど)を混ぜたものを染み込ませる。
    3. チーズムースの半量を入れる。
    4. 2と3を繰り返す。
    5. ココアパウダーをふって仕上げる。
      *クリスマスにお使いになるようでしたら、イチゴやラズベリーなどとミントの葉を添えるとそれっぽい感じになります。


    Recommendation from Life Creator’s Studio〜ライフクリエイターの「これ、いい!」〜

    Life Creatorが毎日の生活の中で「これ、いい!」と思ったモノやコトをご紹介します。
    小さい頃からストーリーや機能美があるモノが大好きで、長年集めたあれやこれやをまとめ2019年6月からみなさんが集える場所としてLife Creator’s Studioを始動させました。
    そこに集めた(集めたい)あんなもの、こんなものをご紹介していきます。

    今回は台湾のデザインスタジオHaoshiのアニマルペーパーウェイトをご紹介します。
    リアルな動物をかたどった白い置物です。
    このペーパーウェイト、一つあるだけでテーブルの上が不思議な世界になります。
    お客様をお招きした時などに、話題の一つになることは間違いありません。

    樹脂製のリアルな動物模型ならドイツのシュライヒ社が有名ですが、このHaoshiのペーパーウェイト、真っ白なところが「これ、いい!」ポイントです。

    色がない分どんなインテリアにも馴染むのと、型で量産するものにありがちな型同士の接合部に生じる筋などが一切ないクオリティに負けて、ついつい買ってしまいました。
    自称「買い物の女王」としては、ネットを探して探して、探し回りましたが、残念ながら特価商品が見つからず、珍しく言い値で買ったものの一つでもあります。

    送られてきた箱についていた言葉(英語)が素敵だったので、拙訳ですが載せておきます。

    動物たちはそれぞれの目線から世界を楽しむ
    キリンは青空を
    子羊は緑の野を
    川の息吹をサイの角から
    草原の生命力をゾウの鼻から
    ライオンの目には世界は制御されている
    シカの目に世界は常に新しい
    我々は走り、止まる
    我々は休み、動き続ける
    我々は安らぎ、そして生き続ける。

    Animal Paperweight

    今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
    心と身体の健康を大切にして、また来月お会いしましょう!


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    株式会社LCS 代表取締役社長 石川ジェインちはる先生 ご紹介

    慶応義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
    大手化粧品会社ファッション研究所にて消費者マーケティングレポートの作成、企画営業等を経て大手出版社編集部に中途採用され、編集者として創刊号・2号に携わる。
    退社後二人の娘を得て主婦としても14年の研鑽を積み、その間大手英会話教室のホームティーチャーとして5年にわたり3歳から70歳までの方に英語を教える。現在、株式会社LCS代表取締役として、英語をはじめ、お料理教室や起業支援のスペースレンタルなど、生活を楽しんで生きる人を応援中。静岡県磐田市在住。

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