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静岡発!「整理収納」なるほどレシピ
Vol.134 定番を決めるメリット

静岡県内各地で整理収納講座や女性講座を多数開催している「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生が、整理収納ワンポイントアドバイスをご紹介します。(佐藤先生のサイト【ブログ】)

皆様 こんにちは。寒暖差が大きかった先月ですが、お体の具合はいかがでしょうか?意外と疲れが出やすいのが梅雨の入り口です。どうぞご自身のメンテナンスも忘れずなさってくださいね。先月、整理収納アドバイザーで、収納スタイリストの吉川永里子さんのセミナー(zoom)を聴く機会がありました。現在5人のお子さん(しかも一番下は3歳)の子育てをしながら活躍されていらっしゃる方です。収納スタイリスト®・整理収納アドバイザー吉川永里子 (yoshikawaerico.com)

ご本人が自虐的に「白目をむきながら日夜奮闘している」とおっしゃっていたのは無理もないことだと察しました。仕事(講座、メディア、執筆、現場作業など)それに3歳のお子さんの育児、他のお子さん4人は全員男の子、しかも自分の子どもが二人、連れ子が二人!40代の若い永里子さんの忙しさと苦労は並大抵ではないことが分かります。

しかし、感心したのはその先で、彼女が手帳に書き込む予定はまず自分のコトを優先順位のトップにする事とのこと。例えば美容院。例えばネイル。例えば友達とのランチ。忙しい人なら一番後回しにされがちな行動です。しかし彼女は自分が幸せでないと他の人も(家族)も幸せにはできないと、自分が笑っていないと周りも笑顔にできないと説いていました。自身が崩れないように自分を大事にしていくことを実践されていたわけです。確かに母親はキレイであって欲しいのは子どもの願いです。髪を振り乱してキリキリしているママより、いつも笑顔のままの方が家の中はどんなに明るいでしょう!彼女も最初からそうであったわけではなく、経験値を積んで見つけたやり方だそうです。家族を幸せにしたいなら、まず自分が喜ぶ毎日にしていくのが一番の近道かもしれませんね。素敵なお話が聞けた爽やかな5月の一日でした。

一番近いところに幸せがある

私がご機嫌なのも、もちろん家が片付いていることが第一条件かもしれません。それは子どもたちが幼い頃から同じでした。もっと過去にさかのぼれば、自分が子どもの頃からそのルーツはあったと思います。小学校の低学年時、友達の美子ちゃんの家に遊びに行った時、美子ちゃんの机の上には、可愛らしい木の人形とスタンドが置いてあるだけでした。そのスッキリとしたシンプルさに(当時はシンプルと言う言葉さえ知るよしもありませんが)なんてスッキリして美しい机なんだろう・・・と感激したことを今でも鮮明に覚えています。
 
ミニマリストさんの部屋の様子をネットで見ると、ムラムラと片付け欲に火が着き、要らないモノを探し出したりします。ここ最近も、処分対象になったモノを何度か売りに行ったり、寄付しに行ったりしました。一気にモノが減るわけではないのですが、手元からなくなると、今まであったことより、無くても済むのだということに気が付きます。そして垢が剥がれるように気持ちはスッキリするのです。と言っても、ミニマリストにはなり切れず、モノも依然とたくさんあるわけですが、私のご機嫌の優先順位である「家を快適に美しく」そして「どこを切り取ってもみんな好き」は常にトップにくるように意識していきたいと思っています。

イメージ:インテリア
イメージ:エプロンをしている女性

片づけが苦手な人の困った買い物癖

お片付けサービスで伺うと、お客様の困っている収納では、日用消耗品と調味料が多く見受けられます。日用消耗品は洗剤をはじめ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンで使うビニール袋やごみ袋、スポンジやラップ、調理用アイテムなど雑多。
洗剤は多種に及び、ちょうどポイント対象商品だったから、いつもと違う洗剤を無理に買ったケースや、安かったから大容量のモノにして、今ある入れ物とは別に保管しなくてはならなくなったケース、思いつくままいろいろな種類を買い、空の容器だけ溜まってしまったケースなどがありました。家の中で使うものの定番が決まっていないことも大きな要因だと感じます。

例えばキッチンで事例をあげてみましょう。たいてい使うであろうラップ。長いサイズと短いサイズがありますね。私は30㎝幅の長さ50mのみと決めています。時には小さい容器に合わせるとムダにもなりますが、大は小を兼ねるとして持つのはひとつと決めています。そのためラップの収納スペースは一か所だけで済みます。

野菜の保管やその他いろいろのシーンで使うビニール袋も決まった100円ショップで購入。他の店だと微妙にサイズが違うので(これも経験値を積んで知りました)使う時に落ち着かず、収納も合わないので、そこから同じ系列の店舗で買うことにしました。

キッチンペーパーもロール型と箱型がありますが、買うのは必ずロールタイプ。キッチンペーパーを入れるホルダーがロールタイプ用という理由もありますが、景品で箱型をもらったとしても、うちの定番ではないので誰かにあげるようにして、いつもの生活スタイルを変えないようにしています。

他には、食器洗い用洗剤も、洗濯洗剤も、油用洗剤も、シャンプーから石鹸まで定番があるので、買い物も楽。無駄な時間が無くなりました。

調味料もたくさん揃えなくなりました。興味だけで買っても結局使い切れなかったイタイ経験もしたので冒険は避けています。量も使い切れるモノにしています。容器にぴったり入るだけの量にすると入り切らなかったストックがなくなります。今は二人だけなので大容量は避けています(時々、料理もしてくれる主人がとんでもない調味料を買ってきては、険悪ムードになりますが)

しかし調味料も定番から外れないようにすると料理の味も安定し、使うときの感覚で覚えたいつもの我が家の味になるものなのです。珍しい調味料をもらう時はありがたく試してみますが、「美味しい!使いたい!」と思う時と、舌に合わないと感じることもありますね。残念ながら後者の場合は、新しいうちに誰かにお裾分けします。その時は量も少なくし、もらったお宅で負担にならないように配慮します。

調味料だけではなく、定番にしている乾物などの食材は袋のまま保管せず、必ず統一された容器にすぐ入れ替えています。
我が家では海苔、シイタケ、紅茶(ティーパック)、お茶漬け海苔、ざらめ、小袋入りの鰹節、カプセル型コーヒーなどは、買ってくるとその統一された容器に入れ替えます。残量が目で見えるので購入時期が分かるのもメリットです。

ただその容器に入れない食材や未使用の食材は、また別のボックスに入れるのですが、このボックスも時々のぞいては、食べる時期や使うタイミングをチェックし「あっ こんなモノが入っていた!忘れていたわぁ」だけにはならないように気をつけています。
と、こんなに注意していても人間ってうっかり忘れるコトあるので、狭いキッチン内もパトロールに余念がありません。

思うことは、自分が健康だからこそ家やキッチンが整うということ。逆に言えば家やキッチンが整っているので、毎日健康で気持ちよく暮らせるのではないでしょうか?体の健康心の健康は、大いに住まいと関係があります。
梅雨の入り口は、体も心も重くなりがちです。どうぞ、快適な毎日が続くようにお片付けを楽しんでくださいね。

イメージ:非常食
イメージ:固まった白砂糖
イメージ:ガラスの容器

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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介

静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。

ブログ「ビバ!スタイル整理収納アドバイザー 佐藤慶子」

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