静岡県内各地で整理収納講座や女性講座を多数開催している「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生が、整理収納ワンポイントアドバイスをご紹介します。(佐藤先生のサイト【ブログ】)
皆様、こんにちは。大寒も過ぎ寒さが厳しくなってきていますが、季節は確実に春に向かって進んでいるようです。
先ではありますが、日本人が大好きな桜が咲く季節にはどこにお花見に行こうか、今から楽しみです。その時はお弁当だけでなく桜を見上げながらお酒もいただくのも粋ですよね。お正月は家族15人が集まり大宴会。と言っても孫は中学生、小学生なのでテーブルに並んだお料理に舌鼓をうっただけですが、大人はもちろんお酒も入りました。それほど飲めるメンバーはいないので嗜む程度でしたが、亡き父が昔、海外旅行に行った時に買ったヘネシー(すでに古酒と化したブランデー)が出てきたので、お正月には開けようと昨年から決めていました。それだけでなくビールにワイン、日本酒も用意し乾杯したのです。ほどほどにしておけばいいものを、普段飲みつけてないブランデーとの相性も分からないまま調子に乗って飲んだのが悪かった。何十年ぶりの悪酔い!宴のあとの洗い物もできなくなり全て娘と嫁たちにお任せとなりました。「う~気持ち悪い」と、途中からベッドで動けなくなる始末。どのくらい経った頃だろうか、自分の耳に彼女たちが和気あいあいと食器を洗い、片付けをしている音と一緒に楽しそうに話している声が心地よく聞こえてきたのです。いつもだったら私が中心になってやっている片付けですが、自分がいなくても、むしろその場にいないほうが別のコミュニティーになって、それも案外よかったのではないかと、意識が遠いなか何だか嬉しく感じていました。次の日「お義母さん、大丈夫ですか?」と心配する言葉をかけてくれた嫁たちですが、その口元は笑いをこらえていた。目の奥には「衝撃!アブナイ姑の正体はこれだ!」と映っていたにちがいない。失礼しました。
心配しないで!誰でも持つ悩みだから
コラムをお読みの皆様の中には、まだ小さなお子さんがいらっしゃる家庭も多いと思います。お片付けサービスに伺うお宅にも幼稚園、保育園に通うお子さんがいらっしゃる。片付けに関しての悩みは子どもの荷物。その中でも特におもちゃが多い。たくさん過ぎる数。細かいモノ。不揃いな形と種類の多さ。華やかな色ばかりで雑多感が否めない。我が家も同じであった。ただ今思い返すと3人子どもがいた割に数はそれほど多くなかったので片付けはちゃちゃと片付けられた気がする。でも大きくなまでの何年間は、ほぼ毎日おもちゃに振り回されていた。子どもに聞いても答えは同じ。「全部とっておく」だからこちらが覚えていて遠ざかったモノはフェードアウトのごとく静かに捨てていた。ただ我が家だから勝手にできたことで、お客様宅であればやり方や収納方法を提案しなければならない。数日後小さなお子さんがいらっしゃるお宅に伺うことになっている。


おもちゃと付き合う片付け方法
過去にもおもちゃゾーンの片付けをしたお宅は何軒かある。たいてい目が届くようにとリビングの中に区切られた場所なので、ただ片付けるのではなく美しくなければならなかった。私のモットーに「美しい(収納)は機能的」がある。とにかく同じ部屋で大人も居心地良くなくては気も落ち着かない。部屋にたとえおもちゃが混在していても片付けた後は、それがオブジェのように見えるようにと気をつかった。小さなお子さんに「片付けて」と言っても馬の耳に念仏。簡単には片付けない。そんな時は親が手を出せばいいのである。それじゃ教育にならない・・と思うかもしれないが、片付けない子どもをみて怒るより親が手を貸し、一緒にサッと片付けた方が早くて気分がいいし効率的。親は機嫌がよくニコニコしている方がずっとイイ。キレイになった部屋(おもちゃゾーン)を見て「ママはやっぱりキレイになると嬉しいよ」「上手に一緒に片付けられたね。ありがとね」と言ったほうが子どもも片付けはママが喜ぶイイコトだと思ってくれるはず。しかもほめ言葉は簡単に口から出すことができる。親はキーキーする無駄なことはしなくてもいいのである。
おもちゃの収納グッズだが、中身が分かるようにと半透明な収納グッズを用意するよりリビングのような共有スペースの一角ならばマットな中身が見えないモノをおススメしたい。中身がうっすら見えると美しくはない。中身の情報が漏れるからである。しかも手前にあるモノが少し見えるだけでハッキリしないモヤモヤ感につながる。マットな収納グッズにはラベリングをするといい。ただ手書きは字が揃わないことがあり美しいとは言い難い。できたらラベルプリンターを使ってフォントやデザインを統一することをおススメしたい。ラベルプリンターは今後もかなり活躍してくれるので持っていても損はないのではないかと思うグッズである。 またシール、カード、筆記用具、折り紙、ままごと、小さいブロックなどは蓋つきボックスやファスナーの書類ケース(ビニール袋)を使いざっくり入れる。仕分ける時にはそれらの収納グッズが大いに役に立つはず。袋を使った時は、それごと出しておかずやはり引き出しの中にしまった方が「美しい収納」になる。 ボックスを使った時はまずは色を統一する。素材も一緒のほうがベター。迷ったら白か黒。同じ部屋のインテリアに合わせればオッケイ!家具や家電に色を寄せれば部屋全体が整いやすくなる。 おもちゃの中にはケースにも引き出しにも入らないモノが多い。そんな時はまとめて別の部屋へ移動するか、押し入れ(収納庫)の下(子どもが取りやすい場所)をあてがってあげよう。開けたらすぐ出せる仕組みは準備してあげたい。
リビングの一角のおもちゃコーナーの収納はあまり高くないようにする。せめてテレビと同じ高さ、もしくはそれ以下。収納に引き出しを使う時は三段くらいまで。奥行はあまり深くなく出し入れが簡単なモノがおススメ。インテリアの延長とするならば、その引き出しの上に可愛いぬいぐるみを置けば、飾りと収納を一緒にすることができる。観葉植物もインテリアとして馴染むが、引き出しの開閉時に振動で倒してしまうこともあるので、グリーンを飾りたい時はフェイクグリーンはどうだろう。部屋の中のグリーンは更に空間を美しくしてくれる。子どもがいても美しい部屋はつくれるし、優先順位は必ずしも子どもにしなくてもいいのではないか。大人の快適はきっと子どもの記憶に繋がれていくもの。美しい部屋(環境)はいつか子どもが成長した時に自慢になるはずです。



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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。






















