浜松市 Nさま邸
ユニット増築で、ご主人の思いをカタチに
遠方で暮らしていたご主人のお母さまとの同居を機に、10年前に新築したbjをリフォームしたNさまご夫妻。今回のリフォームにおけるご主人の第一の要望は「リビングを家族それぞれが多目的に利用できる大空間にすること」。そこで、リビングとダイニングに連結する形でユニット増築し、23畳のLDKを31畳の大空間に生まれ変わらせました。
その結果、広々としたLDKでは、リビングでご主人がピアノやギターの演奏を楽しんでいたり、お母さまがテレビを観ていたり、キッチンで奥さまが趣味のお菓子やパン作りをしていたりと、当初の狙いどおり三人三様の時間を過ごすことが多くなったそうです。
しかし奥さまからは、「主人は多目的と言っていますが、実は大空間が欲しい一番の目的は、友達を呼んで楽器演奏を楽しむためだと思います。残念ながらコロナ禍で今はまだ果たせていませんが」と、ご主人の秘めた思いを聞かせていただきました。
セキスイハイムリフォーム豆知識
ユニット工法だからこそ、増築も柔軟に対応
セキスイハイムは柱と梁をボックス型に一体化させたユニット(※1)を組み合わせる「ユニット工法」。増築ユニットも新築と同じ工場のラインで天候の影響を受けずに製造するため、既存建物とまったく同レベルの高い品質が保証されています。さらに、据付~雨仕舞が1日で完了することも、一般的な建築物の増築リフォームでは真似のできない、ユニット増築の大きなメリットです。また、増築部分の外壁は新築時と違和感のないように施工します。(※2) (※1)鉄骨系住宅の場合。(※2)建物タイプによっては対応不可の場合もあります。【Before】リフォーム前の暮らし
【After】リフォーム後の暮らし
トップライトを設けリビングの明るさをアップ
設計担当の滝口の提案で、1階リビングには2つのトップライトが設置されています。これは、2階ホールの床に設けた、強化ガラスをはめ込んだ採光用の窓で、2階の開口部から入る光をリビングに注ぎ、明るさをアップさせるためのものです。また採光だけではなく、2階から1階リビングの様子をうかがうことにも役立っているそうです。さらに、朝方には、ブルーの強化ガラスを通過した青白い光がリビングに射し、「ちょっと幻想的」な光の演出が見られるとのこと。
部屋中央の柱型を利用し、食品庫や本棚を設置
ユニット増築により、LDKの中央付近に柱型が出てしまったため、そこを収納スペースとして有効活用し、リビング側に本棚を、ダイニング・キッチン側に食品庫と神棚、掲示板を設置しました。特に食品庫がキッチンのすぐ近くに設けられたことで、重いお米の持ち運びの手間が軽減されるなど、家事ラクが実現し、奥さまは大満足のご様子。なお、掲示板の裏側には金属板が仕込んであるため、メモや通知などをマグネットで自由な位置に留めることができます。また、この収納スペースは壁紙を明るいグレーとしたことで、白を基調としたLDKの視覚的アクセントになるとともに、来客時などには、リビングからダイニングへの視線を遮る効果も発揮します。
静かで、収納充実の和室にお母さまもご満悦
「改めて、わが家に惚れ直しました
思いが叶った今回のリフォームについて、ご主人に感想を伺うと、「10年前、端正なモダンデザインの外観や、太陽光発電のパネルがたくさん搭載できること、そして何より耐震性能の高さが、二人とも大いに気に入ってbjを建てました。以来、家には何の不満もなく暮らしてきたわけですが、実際のところ、大げさに言うと、普段は帰って寝るだけの家でした。ところが、今回の増築リフォームで、LDKが格段に広くなったことで開放感が増し、加えて滝口さんの提案によるトップライトの効果も手伝って明るさも増すと、空間にゆとりが生まれ、気持ちにもゆとりが生まれました。すると今では家にいる時間を楽しむ余裕さえ感じるようになったんです。改めて、わが家に惚れ直した、そんなところですかね」と、思わず相好を崩した姿が印象的でした。
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